HOPEがプロデュースするオーバル形状=楕円形のチェーンリング、こちらは4アームクランク用のモデルです。 楕円形チェーンリングはROTOR
が有名だけど、古くは90年代にシマノがプロデュースしてましたね。アイデアとしてはかなり古いけど、なかなか大流行には至らなかったのが、2010年代後半になって人気が上昇してます。やはり時代は繰り返すのか、ライダーさん達の対応力が向上したのかはわかりませんが、確かにメリットはあります。 ペダリング時に力が入りやすいのは、右足が頂点を過ぎて時計の針で言うと1時から4時にかけての90°と、左足が頂点を過ぎて、11時から8時にかけての90°。このオイシイ位置の負荷を強く/他の部分のペダリングの負荷を軽くする事でペダリングのスムーズ化を狙うというのがひとつ。 力の入るオイシイ位置でより高い出力を発生させようというのがもうひとつの楕円チェーンリングのメリット。 各社がそれぞれのコンセプトに沿って開発を進める中、HOPEは扁平率12%と、けっこうな潰れ具合の形状を採用しています。 「こんな形でスムーズに回せるんかぃ?!」と不安になる位の変形っぷりですが、想像できないくらいのスムーズな回転を実現してます。どうしてもクセはあるので、「気持ち悪い」と感じるライダーさんもいるとは思うけど、「ペダリングのスムーズさ」を重視するならこの楕円形状は有効だと思います。 楕円形状を除けば、基本構造は真円のチェーンリングと共通。 チェーンリングをクランクアームに固定する際に使用するフィキシングボルト。通常はこのボルトをネジ込むナットを取り付けて使用しますが、HOPEはお得意の切削加工により、チェーンリングに女ネジを作っています。このアイデアのおかげで、ボルト&ナットでは固定できないサイズのチェーンリングを実用化しています。 ギアの歯は異なる2サイズの歯を交互に並べる事で、チェーンラインが直線で無い状態でもスムーズなチェーンの巻き上げと、チェーンがリリースする際の引っ掛かりを予防⇒チェーンが暴れていてもスムーズなペダリングを実現。特殊なギア形状のおかげで駆動ノイズが少ないのも魅力です。
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