日本ワイン 宮崎/
生産地 日本 地域 宮崎 クラス - 品種 キャンベル 色 ロゼ 甘辛 辛口 アルコール度数 11 ボディー感 ライト
★☆☆☆☆フル コメント コクとキレのある大人の辛口ロゼ スッキリしていて、飲み疲れしない味わい。料理を問わずに楽しめる、ロ ゼのドライタイプ。 畑に関する情報 下草を生やし(土の乾燥防止、都度切って肥料代わりにも) 樹間は広く取る。自社畑は棚仕立ての短梢剪定(シャルド ネは一文字、キャンベルはH字)。堆肥は適宜、必要なら化 学肥料も与える、基本的に減農薬栽培である。台風が通る ため、収穫は早め。キャンベル7/下〜、シャルドネ8/下 〜。キャンベルは生食用50%、ワイン用50%、盆時期に生 食用としての需要が高い。鳥害対策にネットは必須。 葡萄の栽培・収穫に関する情報 都農の土壌は「黒ぼく」という火山灰土でミネラル分がフラ ンスの20分の1。そこで都農の伝統農法を受け継ぐ三輪晋 氏の助言に基づき、土中の「微生物」に栄養を与える為に 鶏糞を撒き、それによってフカフカの団粒構造になった土 を、保水力を高める為に、今度はローラーでガチガチに固 める、という独自の栽培方法を採用。「肥料を撒く」という、 かつてはワイナリーでタブー視されてきた革新的なこの方 法は多方面に大きな影響を与えた。 醸造・熟成に関する情報 キャンベル・アーリーは元来ワインには不向きな品種と言われる。醸造過程で酸化が進み、フォクシー・フレーヴァー(狐 臭)が発生する為である。そこでクリーンでフレッシュな香りを表現するために不活性ガスを利用、酸化を防ぎながらも酸化 防止剤の使用を抑え、亜硫酸の使用も軽減。また独自の理論に基づいた静置法で、あの鮮やかな色も手にすることが出 来た。 受賞履歴 - ワイナリー情報 都農ワイン 都農ワインは平成6年、都農町、尾鈴農協、地元企業が出 資・設立した第3セクター方式のワイナリー。平成8年より果 実酒醸造免許を取得、ワイン製造販売を開始、製造本数 は約22万本。原料ぶどうはすべて地元産で、殆どがキャン ベル・アーリーとマスカットベリーA。シャルドネなどワイン専 用種は農業生産法人である牧内生産組合より調達してい る(都農町と川南町産のみ)。
※掲載画像と実物のデザイン・年号・度数等が異なる場合が御座います。