生産地 ジョージア 地方/地区 カヘティ クラス - 葡萄品種 サペラヴィ 100% 色 赤 甘辛 - アルコール度数 16.5 ボディー感 フルボディ コメント プラムやドライチェリーなどの芳醇で濃厚な果実味と高い酸を伴い、非常に凝縮感の高い赤ワインです。タンニンは強くも滑らかで完熟果実の旨味とジューシーな質感が魅力です。 畑に関する情報 栽培面積:8ha 土壌:石灰粘土質。 葡萄の栽培・収穫に関する情報 ビオ情報:ビオロジック、Caucascert 年間生産量:2400本 平均収量:29.5hl/ha 樹齢:21年。 醸造・熟成に関する情報 醗酵:破砕し果皮ごとクヴェヴリで醗酵・マセレーション(天然酵母/26度、15日間)、醗酵後クヴェヴリにて熟成。(15日間) 熟成:果皮を取り除き2層目のクヴェヴリで7カ月熟成、ラッキングをし3層目のクヴェヴリに移し更に1カ月熟成。ステンレスタンクへ移し18日後にボトリング 受賞履歴 - ワイナリー情報 パパリ・ヴァレー パパリ・ヴァレーはジョージアの東、カヘティ地方アハシェニ・ヴァレーに2004年に設立された小規模の自然派ワイナリーです。畑から前方に見渡せる、広く長いコーカサス山脈の頂きは壮大で、訪れた旅人の心に残る、世界でも最も美しいワイン産地の一つと言えるでしょう。パパリ・ヴァレーが所有するブドウ畑は、波打つような穏やかな斜面に位置し、夏は暑く、冬は積雪のある大陸性気候に育まれます。設立当初2haの区画から始まったブドウ栽培は現在9.3haまでに拡大し、全て有機農法でブドウを大切に育てています。 「パパリ」とはジョージア語で「馬のたてがみ」を意味し、ラベルにはワイナリーのロゴでもある『馬』が描かれています。何とこの絵、オーナーであるヌクリ・クルダジ氏の息子、サンドロ君が7歳の時に描いた絵という点も、一家の芸術性の高さが見て取れます。 パパリ・ヴァレーが造り出すワインは、洗練されたクリーン系のナチュラルワインです。濁ったワインも多いジョージアですが、その中でも特に「クリーンなアンバーワイン」として注目を集めています。パパリ・ヴァレーではこのスタイルを生み出すため、世界遺産となっているクヴェヴリでの古典的な醸造技術に現代の手法を取り入れ、保守的でありながらも革新的なワイン造りを行っています。正にジョージア産アンバーワインの未来を見せてくれる、そんな逸品と言えるでしょう。ワイナリーでは2006年より試験的にワイン造りが始まり、試行錯誤を繰り返し2015年に初ヴィンテージをリリースしました。まだまだ新しい造り手ではありますが、地元のワイン関係者だけでなく、既にマスター・オブ・ワインを始め、世界のワイン関係者が一目を置く、注目の造り手です。
※掲載画像と実物のデザイン・年号・度数等が異なる場合が御座います。Papari Valley