カーブドッチワイナリー やまどり舞う (ラブルスカ)750ml 赤ワイン 日本ワイン 新潟 国産 Japanese wine

カーブドッチ・ワイナリー / Cave Docci


カーブドッチワイナリー やまどり舞う (ラブルスカ)750ml 赤ワイン 日本ワイン 新潟 国産 Japanese wine

あったあった

3,190 円 (税抜き)


■ワイン名 /やまどり舞う(ラブルスカ)
■色 /赤ワイン
■アルコール度数 / 10.5度
■ぶどう品種 /スチューベン
■生産者名 /カーブドッチワイナリー
■産地 /新潟
■内容量 /750ml
■納期 /5営業日以内に発送いたします。銘 柄 : やまどり舞う(ラブルスカ)  色 : 赤ワイン 産 地 : 新潟県 内容量 : 750ml 度数 : 10.5度 ぶどう品種 : スチューベン
◆やまどり舞う(ラブルスカ) テイスティングコメント   鳴く(1気圧・薄濁り)、飛ぶ(4気圧・濁り)、に続く3部作の最後は舞う(スティル・濁り無し)です。 品種の構成は以前のものと同じですが、ベースとなるスチューベンのマセラシオン期間が長いロットを使用しているのでボリューム感が強くなっています。 トップに来るのはピンクグレープフルーツやイチゴのニュアンス。口に含むと程よいボリューム感があり、最後は心地よい酸が喉の奥へと抜けていきます。 生食ぶどうの可愛らしさを前面に出しながらワインとしてのバランスが整っていて、ブレンドの面白さを感じます。 昔から造られてきた生食ぶどうと初めて本気で向き合ったやまどり3部作。その結果は大きな可能性を感じさせるものでした。 伝統的なワインと全く異なるベクトルなので新しいマーケットを創出するかもしれません。自分たちが造る意義がある、そう強く思います。  その一方で現在全国の農家の平均年齢は66歳。このワインの原料となっているぶどうは東北の農家さんのものですが、10年後20年後にどれだけ畑が残っているのでしょうか。 畑を残し続けるために自分達は何ができるのでしょうか。 普段は自社農園と契約農家のぶどうばかりを扱う自分としては何かと思う事が多いワインでした。どうぞお楽しみください。   カーブドッチワイナリーは新潟市の中心から海沿いに西へ20kmほど行った角田山の麓にあります。 水はけが非常に良い代わりに、栄養分の乏しい砂地の畑に最初にぶどうを植えたのが1992年。 以来、毎年肥料を入れたり草生栽培をしたりと土作りを続けながら、少しずつ増えた畑は8haに。 新潟には珍しく冬の角田浜は積雪も殆どなく、高い湿度はぶどうの樹や芽を守ります。 梅雨が明けた夏場は熱集積が高く、降雨が非常に少ない年が多いのも特徴です。 そして、新興ワイナリーにとって最も重要な事は「土地にあった葡萄品種」を見つけること。 創業からこれまで植えてきた品種はゆうに40種類以上、現在でも21種類のぶどうが植わっています。 現在最も期待しているのはスペイン原産の「アルバリーニョ」という白ワインの品種。 スペインのリアス・バイシャスと比べても遜色ないほどとも言われています。 そんなカーブドッチワイナリーでワインを造る掛川さんとお話をさせていただきました。 掛川さんの目指す理想のワインは、「軽くて濃いワイン」。 味わいは軽い、でも目が詰まっていて満足感がしっかりと残るワイン。 フランスのように緊張感のあるワインや、チリのように味わいが強くがっしりしたワインはどこにでもある。 でも、「緩くて優しいワイン」が中々無い。 自然派とはまた違って、醸造の過程で工夫をしながら「緩くて優しいワイン」を心がけて造っているそうです。 他にも、飲んだ時にこの角田浜のテロワール「あ?砂地のワインだ。」って感じられるようなワインを目指しているようです。 また、掛川さんの醸造で特徴的なのが「還元的なワイン造り」。 酸化を促さずに醸造で出てくる香りをできる限りワインに引っ張ってきています。 本来NGとされがちな部分ではありますが、これをワインの個性とし、絶妙な技術でバランスを取り、ワインを造ることによって本来NGとされていたものが素晴らしいワインの一部となるのです。 海が近くにあり土壌は砂地。というより砂浜です(笑)。 そんな角田浜のテロワールをワインで表した「緩くて優しいワイン」。 日本ワインが世界に割って入るべきポジションはココだと感じさせてくれました。 そんなカーブドッチワイナリーのワインをぜひ一度お楽しみください。

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