●出力電圧 (1kHz, 5cm/sec.): 8.5mV
●チャンネルバランス (1kHz): 1dB
●チャンネルセパレーション (1kHz): 25dB
●チャンネルセパレーション (15kHz): 15dB
●周波数帯域 (-3dB時): 20Hz-20,000Hz
●トラッキングアビリティー(315Hz、適正針圧下): 100μm
●水平コンプライアンス: 13μm/mN
●スタイラスタイプ: Nude Elliptical
●スタイラスチップ半径: r/R 8/18μm
●カンチレバー素材: アルミ・マグネシウム合金
●適正針圧: 3.0g
●針圧範囲:2.0~4.0g
●トラッキング角度: 20°
●内部インピーダンス: 1.2kΩ
●内部インダクタンス: 800mH
●推奨負荷抵抗値: 47kΩ
●推奨負荷容量値: 150-400pF
●カートリッジボディーカラー: ブラック/ゴールド
●自重: 18.5g トップページ>アナログ・レコードプレーヤー > ヘッドシェル> -A Limitless experience(無限の体験)を、Elite(エリート)でー 流麗なフォルムが美しい、オルトフォンのConcordeシリーズ。Concorde Mk2Eliteは、このひときわ特徴的なこのモデルを代表する、新たなフラッグシップモデルです。 1979年のシリーズ誕生から40年以上の歴史を誇り、今なお多くのレコードファンを魅了し続けるConcordeシリーズは、2018年のオルトフォン創立100周年を契機としてMk2シリーズに生まれ変わりました。このMk2シリーズでは次の100年を担うものとして5モデルが発表されましたが、これらの完成と同時にオルトフォンはさらなる先、究極のConcordeを既に構想し始めていました。デンマーク本社での開発にあたってはこれまでのDJカートリッジでは到達しえなかった、新たな頂点を目指すという基本コンセプトが決定され、パワフルでありながら高解像度、極めてワイドなレンジ感、高いトレース能力、という一見すると実現困難とすら思えるハイレベルなスペックが要求されました。 -A Limitless experienceー Concorde Mk2Eliteには、歴代Concordeシリーズを含む歴代のDJカートリッジには採用されていない高品質なパーツや機構、新素材が多用されています。 1.Elite専用に開発されたアルミ・マグネシウム合金カンチレバー 最初に特筆すべき点は、Elite専用に新規開発された硬質アルミ・マグネシウム合金のカンチレバーです。軽量かつ高い剛性を誇るこの合金は、DJパフォーマンスのレベルを驚異的に引き上げることはもちろん、高音質な音楽再生を行う上でも極めて理想的なマテリアルです。 2.無垢ダイアモンドの楕円針 EliteはDJプレイに使用するカートリッジとしては初めて、無垢ダイアモンドの楕円針を採用しています。これは通常、音源の高忠実性や高音質を追求するHi-Fiオーディオファンが愛用するダイアモンド・スタイラスですが、EliteはDJ・Hi-Fiの垣根を超えたConcordeシリーズのフラッグシップとして開発されました。無垢ダイアモンド針の採用により、これまでのDJスタイラスに比べムービング・マス(移動質量)が軽減されています。レコード盤のグルーヴ(音溝)を、よりクリアかつ高精度にトレースすることが可能です。 3.パワフルな音色を生み出す発電コイル Eliteは8.5mVの高い出力電圧を誇りますが、これを可能とするのはオルトフォンが半世紀以上にわたって研究を重ねてきた、高精度で発電効率の良いコイルシステムの存在あってのことです。無垢ダイアモンドの楕円針がグルーヴからピックアップした音声信号はアルミ・マグネシウム合金の専用カンチレバーによって伝達され、マグネットが動作することで発電が行われ、パワフルなサウンドとなります。 4.新配合のゴムダンパー 新開発のカンチレバーと無垢ダイアモンドの楕円針を採用したEliteの特性に合わせ、新たに専用の配合を施したゴムダンパーが開発されました。最適な弾性を保持したElite専用のダンパーを開発することは、このカートリッジに対するオルトフォンの熱意の表れでもあります。これまでの常識を超えたクリアなサウンドは、このダンパーが支えています。