食いしん坊の旅 アルプス・南仏街道編 (Sunny side stories)

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食いしん坊の旅 アルプス・南仏街道編 (Sunny side stories)

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アルプス・南仏街道編 Sunny side stories 祐天寺りえ パラダイムクイシンボウ ノ タビ ユウテンジ,リエ 発行年月:1998年12月 ページ数:143p サイズ:単行本 ISBN:9784894905016 ロッキー大崎(ロッキーオオサキ) 本名・大崎克裕(ロッキーはあだ名で、本名をフランス人が発音できないため)。1963年川崎生まれの新潟育ち。上智大学卒。金融関係に勤務後あこがれの田舎生活を実現するため渡仏。1994年よりメリベルスキー場で冬季観光局員。現在フランスの山岳ガイドの国家検定に挑戦中。今後はフランスのグリーンツーリズムを日本に紹介していく予定 祐天寺りえ(ユウテンジリエ) 1964年横浜生まれ。国立音楽大学声楽科卒。1994年よりフレンチアルプスの一画メリベル(スキー場)に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) P´eraugesーフランスの美しい村/Go¨utーウマみ/Oliveー太陽のエキス/Provenceー我ら地中海人/G^iteー農場民宿/Santonー小さな聖者/Vinー酔いどれ街道/C^ote d’Azurー紺碧海岸/Gratinーおふくろの味/Dessertーお菓子の国〔ほか〕 著者の行動力とフランスの田舎の美しさ。本書の魅力は、まさにこの点にあるのだ。祐天寺さんは、人生を生き倒している。興味と関心がおもむくまま、まず行動してしまう。それなりに悩んだり迷ったりすることもあるのだとご本人はおっしゃるかもしれない。しかし、ハタ目には、面白いこと、自分が幸せだと感じることだけに力を使っているようにしか見えない。言い換えれば、勢いよく生きている。生きることを楽しんでいる。それは、とても偏った生き方でもある。メリベル村の人や風景の誉めようといったら、手放し状態である。フランス人のうんちく語には、まるで条件反射のようにほれ込んでしまう。特に、相手が年配男性や職人だと、その傾向がさらに強まる。美味しいものを食べれば、人にも食べてもらいたい。さまざまな点で日仏社会を比較するときは、フランス側から考えるのがならいとなりつつある。一種の贔屓の引き倒しであるが、つまり、これが人生を楽しむことなのだといわざるを得ない。偏愛できる対象があるのとないのとでは大違いなのである。祐天寺さんの勝利は、偏愛できるものを手に入れてしまったことである。自分の住む村を愛し、フランスを愛し、フランス人を愛している。多分、もう祐天寺さんは、空虚な日々を過ごすことができない。偏愛の対象であるメリベルから、毎日さまざまな喜び、快適さ、さらには生きる糧をも得ているのだから。 本 人文・思想・社会 地理 地理(外国)

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ユウテンジリエ Provenceー メリベルスキー /Oliveー ¨utーウマ