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呪術的世界と心性 常光徹 ミネルヴァ書房シグサ ノ ミンゾクガク ツネミツ,トオル 発行年月:2006年09月 ページ数:330, サイズ:単行本 ISBN:9784623046096 常光徹(ツネミツトオル) 1948年高知県生まれ。國學院大學を卒業後、都内の中学校教員をへて、現在、国立歴史民俗博物館民俗研究系教授、総合研究大学院大学文化科学研究科教授。博士(民俗学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 俗信と心意/第1部 しぐさの呪術的世界と論理(息を「吹く」しぐさと「吸う」しぐさ/指を「隠す」しぐさと「弾く」しぐさ/股のぞきと狐の窓/「後ろ向き」の想像力/動物をめぐる呪い/エンガチョと斜十字)/第2部 身体・行為をめぐる感覚と心性(大声の力/クシャミと呪文/「一つ」と「二つ」の民俗/「同時に同じ」現象をめぐる感覚と論理)/しぐさと呪い 本書では、呪術的な意味をおびたしぐさを取りあげて、多様な伝承の実態を紹介するとともに、しぐさの背後に横たわる民俗的な意味や伝承の論理について考察する。また、災害時に発する大声や生理現象であるクシャミ、発話や動作の同時現象といった民俗に着目し、伝承の諸相を提示すると同時に、そこに表出される感覚や心性について論じる。しぐさの呪的な意味が解き明かされる。 本 人文・思想・社会 民俗 風俗・習慣