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戦後『婦人公論』のエスノグラフィー 中尾香 作品社シンポテキ シュフ オ イキル ナカオ,カオリ 発行年月:2009年03月 ページ数:260p サイズ:単行本 ISBN:9784861821257 中尾香(ナカオカオリ) 1968年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了。博士(人間科学)。専攻:社会学・ジェンダー論。台湾・致遠管理学院助理教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 自由主義の伝統と『婦人公論』/第2章 リベラリストとスーパーウーマンー編集長たちのジェンダー観/第3章 もうひとつのジェンダーー『婦人公論』のなかの男性像/第4章 『婦人公論』愛読者グループ/第5章 読者たちが読んだ「主婦論争」/第6章 「白雪会」ーあるグループの歴史と活動/第7章 『婦人公論』は人生そのものーある読者のエスノグラフィー/第8章 “とりあえずの一歩”を踏み出すためにー読者たちの意味世界 第二波フェミニズムが興る以前、戦後女性たちは、理念としての“男女平等”と現実の“性別役割分業”というアンビバレンツな構造とせめぎあいながら、いかにしてジェンダー秩序や女性の主体を構築していったのか?本書は、当時最も人気のあった女性雑誌『婦人公論』の愛読者および編集者たちへのインタビュー調査によって立体的に描き出した、初めての画期的研究である。 本 人文・思想・社会 社会 ジェンダー・セクシュアリティ