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オオカミはこうしてイエローストーンに復活した ハンク・フィッシャー 朝倉裕 白水社ウルフ ウォーズ フィッシャー,ハンク アサクラ,ヒロシ 発行年月:2015年04月19日 ページ数:273, サイズ:単行本 ISBN:9784560084298 フィッシャー,ハンク(Fischer,Hank) モンタナ大学で野生生物学、ジャーナリズムを研究、環境学を修める。その後、自然保護団体「ディフェンダーズ・オブ・ワイルドライフ」に所属し、クロアシイタチやグリズリーなど絶滅危惧種の保護に携わる。1978年からはイエローストーンを含む北部ロッキーの地方代表をつとめ、オオカミ復活事業に深く関わっていく。87年に彼がディフェンダーズ内に創設した「オオカミ補償基金」は、オオカミ再導入への決定的な流れをつくる。2002年からは全米野生生物連合(NWF)の特別チームを率いて、畜産・林業従事者と協同しての野生生物保護の運動を進めている 朝倉裕(アサクラヒロシ) 1959年東京生。早稲田大学商学部卒業。有機農産物流通の仕事の傍ら、1995年から日本オオカミ協会に参加。シカ等の被害地調査や内モンゴル地域のオオカミ調査などに加わる。現在、オオカミと森・人間社会との関係を研究中 南部成美(ナンブナルミ) 宮城県出身。東北大学文学部卒業。社会学科で心理学を専攻し、仕事の傍ら自然保護に関心を持ち続け、2000年に上京。東京農工大学大学院農学研究科修了。修士(農学)。日本オオカミ協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) オオカミを誘拐せよ/消えゆく西部/たいまつを継ぐもの/害獣からロックスターへ/伝説ふたたび/教えて、オオカミ博士/波をつかむ/善人、悪人、不可解な人/最悪の夏/オオカミは面白い/謎の宮殿/反オオカミ派が迫る/決戦の時/野生への復帰 市民、政治家、畜産業界、自然保護団体の思惑が複雑に絡み合う困難な道をどう切り開いてゴールを目指すか。オオカミ再導入実現の立役者が苦闘と創意工夫の20年をつぶさに物語る。 本 科学・技術 動物学