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無文銀銭、富本銭から電子マネーまで 中公新書 高木久史 中央公論新社ツウカ ノ ニホンシ タカギ,ヒサシ 発行年月:2016年08月 ページ数:258p サイズ:新書 ISBN:9784121023896 高木久史(タカギヒサシ) 1973年、大阪府生まれ。96年、神戸大学文学部卒業。神戸大学大学院文学研究科、同大学院文化学研究科を経て、2000年、織田町歴史資料館(05年、越前町織田文化歴史館と改称)学芸員。05年、博士(学術、神戸大学)。08年、安田女子大学文学部講師、14年より同准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 銭の登場ー古代〜中世(都の建設のために/外国銭の奔流、国産銭の復活)/第2章 三貨制度の形成ー戦国〜江戸前期(シルバーラッシュの中の信長・秀吉/江戸開幕、通貨の「天下統一」)/第3章 江戸の財政再建と通貨政策ー江戸中期〜後期(改革政治家たちの悪戦苦闘/開港前夜の経済成長と小額通貨)/第4章 円の時代へー幕末維新〜現代(通貨近代化の試行錯誤/帝国の通貨と戦後) 都の建設のため国産銭が作られた古代、中国からの輸入銭に頼った中世、石見銀山の「シルバーラッシュ」が世界経済をも動かした戦国時代、財政難に苦しめられた江戸の改革者たち、帝国日本の通貨政策…。無文銀銭が登場した7世紀から現在まで、通貨をめぐる歴史はエピソードに事欠かない。通貨政策に大きな影響を与えてきた庶民の事情にも着目しながら、その歩みをたどる。今も昔も私たちを悩ませる、お金をめぐる通史。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 新書 人文・思想・社会