文庫解説ワンダーランド (岩波新書 新赤版 1641)

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文庫解説ワンダーランド (岩波新書 新赤版 1641)

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岩波新書 新赤版 1641 斎藤 美奈子 岩波書店ブンコカイセツワンダーランド サイトウ ミナコ 発行年月:2017年01月23日 予約締切日:2017年01月22日 ページ数:256p サイズ:新書 ISBN:9784004316411 斎藤美奈子(サイトウミナコ) 1956年新潟県生まれ。児童書などの編集者を経て、文芸評論家。『文章読本さん江』で第1回小林秀雄賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 あの名作に、この解説(夏目漱石『坊っちゃん』ー四国の外で勃発していた解説の攻防戦/川端康成『伊豆の踊子』『雪国』ー伊豆で迷って、雪国で遭難しそう ほか)/太宰治『走れメロス』ー走るメロスと、メロスを見ない解説陣/2 異文化よ、こんにちは(サガン『悲しみよこんにちは』/カポーティ『ティファニーで朝食を』ー翻訳者、パリとニューヨークに旅行中/チャンドラー『ロング・グッドバイ』/フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』ーゲイテイストをめぐる解説の冒険 ほか)/3 なんとなく、知識人(庄司薫『赤頭巾ちゃん気をつけて』/田中康夫『なんとなく、クリスタル』ーン十年後の逆転劇に気をつけて/吉野源三郎『君たちはどう生きるか』/マルクス『資本論』ーレジェンドが鎧を脱ぎ捨てたら ほか)/4 教えて、現代文学(村上龍『限りなく透明に近いブルー』『半島を出よ』ー限りなくファウルに近いレビュー/松本清張『点と線』『ゼロの焦点』ートリックの破綻を解説刑事が見破った ほか) 基本はオマケ、だが人はしばしばオマケのためにモノを買う。夏目漱石、川端康成、太宰治から、松本清張、赤川次郎、渡辺淳一まで。名作とベストセラーの宝庫である文庫本。その巻末の「解説」は、読者を興奮と混乱と発見にいざなうワンダーランドだった!痛快極まりない「解説の解説」が幾多の文庫に新たな命を吹き込む。 本 新書 その他

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