〈アゼルバイジャン人〉の創出 民族意識の形成とその基層 (プリミエ・コレクション 77)

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〈アゼルバイジャン人〉の創出 民族意識の形成とその基層 (プリミエ・コレクション 77)

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民族意識の形成とその基層 プリミエ・コレクション 77 塩野崎 信也 京都大学学術出版会アゼルバイジャンジンノソウシュツ シオノザキ シンヤ 発行年月:2017年04月12日 予約締切日:2017年04月11日 サイズ:全集・双書 ISBN:9784814000784 塩野〓信也(シオノザキシンヤ) 1982年、長野県上田市生まれ。京都大学文学部卒業。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。現在、日本学術振興会特別研究員(PD)。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 南東コーカサス略史/第2章 “アゼルバイジャン”とは、どこか/第3章 新たな帰属意識の模索ー近代歴史学の祖バキュハノフと“東コーカサス地方”/第4章 近代的民族意識の萌芽ー国民文学の父アーフンドザーデと“イラン”との間/第5章 変化していく「我々」の輪郭ー「種蒔く人」と民族としての“カフカースのムスリム”/第6章 “アゼルバイジャン人”の出現ーウンスィーザーデとティフリスの論客たち/第7章 祖国“アゼルバイジャン”の形成ー『モッラー・ネスレッディーン』誌に見る帰属意識の変化/終章 ニザーミーとハターイーー“アゼルバイジャン人”とは、誰か 民族概念は支配者による規定によって構築される、というのが一般的な学問的理解だろう。しかし、アゼルバイジャンは違う。固有のアイデンティティを持ちたいと欲した知識人達が、当時新しく発表された言語学用語を援用して民族名を名乗り、それを芸術や学術作品の中で普及する。民族意識の下からの形成現場を生き生きと描く。 本 人文・思想・社会 歴史 世界史

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