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「新しい実在論」は世界をどう見ているか PHP新書 マルクス・ガブリエル 大野 和基 PHP研究所セカイシノハリガモドルトキ マルクスガブリエル オオノ カズモト 発行年月:2020年02月17日 予約締切日:2019年12月19日 ページ数:230p サイズ:新書 ISBN:9784569845944 ガブリエル,マルクス(Gabriel,Markus) 1980年生まれ。史上最年少の29歳で、200年以上の伝統を誇るボン大学の正教授に抜擢される。西洋哲学の伝統に根ざしつつ、「新しい実在論」を提唱して世界的に注目される 大野和基(オオノカズモト) 1955年、兵庫県生まれ。大阪府立北野高校、東京外国語大学英米学科卒業。79〜97年渡米。コーネル大学で化学、ニューヨーク医科大学で基礎医学を学ぶ。その後、現地でジャーナリストとしての活動を開始、国際情勢の裏側、医療問題から経済まで幅広い分野の取材・執筆を行う。97年に帰国後も取材のため、頻繁に渡航。アメリカの最新事情に精通している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 世界史の針が巻き戻るとき/第2章 なぜ今、新しい実在論なのか/第3章 価値の危機ー非人間化、普遍的な価値、ニヒリズム/第4章 民主主義の危機ーコモンセンス、文化的多元性、多様性のパラドックス/第5章 資本主義の危機ーコ・イミュニズム、自己グローバル化、モラル企業/第6章 テクノロジーの危機ー「人工的な」知能、GAFAへの対抗策、優しい独裁国家日本/第7章 表象の危機ーファクト、フェイクニュース、アメリカの病/補講 新しい実在論が我々にもたらすもの 「哲学界のロックスター」と称され、世界中から注目を集めているドイツの哲学者、マルクス・ガブリエル。彼が提唱する「新しい実在論」は、何が真実なのか分からなくなった「ポスト・トゥルース」の時代において、「真実だけが存在する」ことを示す、画期的な論考とされる。本書は、気鋭の哲学者が日本の読者のために語り下ろした、スリリングな対話と提言を収録。今世界に起こりつつある「5つの危機」を取り上げ、「新しい実在論は世界をどう見ているのか」を様々な観点から描き出す。哲学的視点から世界の現在と未来を見通す、知的興奮に溢れる1冊。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 人文・思想・社会 歴史 日本史 新書 その他