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新潮文庫 藤原 正彦 新潮社カンケンモウゴウシナワレタビフウ フジワラ マサヒコ 発行年月:2021年12月23日 予約締切日:2021年11月25日 ページ数:272p サイズ:文庫 ISBN:9784101248202 藤原正彦(フジワラマサヒコ) 1943(昭和18)年、旧満州新京生れ。東京大学理学部数学科大学院修士課程修了。お茶の水女子大学名誉教授。’78年、数学者の視点から眺めた清新な留学記『若き数学者のアメリカ』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞、ユーモアと知性に根ざした独自の随筆スタイルを確立する。著書に『名著講義』(文藝春秋読者賞受賞)、『孤愁 サウダーデ』(新田次郎との共著、ロドリゲス通事賞受賞)等。新田次郎と藤原ていの次男(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 祖国とは国語/第2章 流暢な英語より教養/第3章 統計とは「インチキの玉手箱」/第4章 孤高の日本を忘れた現代日本/第5章 我々の生のような花火/第6章 世の動きに対するたまらない想い グローバリズムの進展により、ついには小学校で英語を教えるまでになった。このままではやがて、英語の発音が少しばかり良いだけの、無教養で薄っぺらな日本人で溢れることになる。今、必要なのは流暢な英語より教養。そして惻隠の情、卑怯を憎む心、正義感、家族愛ーつまり「日本人の美徳」である。国の愚策を憂い、故郷への想いに胸が熱くなる「週刊新潮」連載の名物コラム、ついに最終巻。 本 小説・エッセイ エッセイ エッセイ 小説・エッセイ ノンフィクション 文庫(ノンフィクション) 文庫 人文・思想・社会