【楽天ブックスならいつでも送料無料】
中公選書 板橋 拓己 中央公論新社ブンダンノコクフク 1989ー1990 トウイツヲメグルニシドイツガイコウノチョウセン イタバシタクミ 発行年月:2022年09月08日 予約締切日:2022年09月07日 ページ数:288p サイズ:全集・双書 ISBN:9784121101297 板橋拓己(イタバシタクミ) 1978年栃木県生まれ。2001年北海道大学法学部卒業、08年同大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学)。成蹊大学法学部助教、准教授などを経て、16年より教授。22年より東京大学大学院法学政治学研究科・法学部教授。専攻は国際政治史。著書に『黒いヨーロッパードイツにおけるキリスト教保守派の「西洋」主義、1925〜1965年』(吉田書店、2016年、日本ドイツ学会奨励賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 ドイツ統一をめぐる国際政治ー1989〜90年/第1章 分断の克服をめざしてーベルリンの壁崩壊以前/第2章 東ドイツ難民危機からベルリンの壁崩壊へ/第3章 統一への道ー「一〇項目」から「2+4」へ/第4章 冷戦後の欧州安全保障問題ーNATOは拡大するか/第5章 「制約なき完全な主権」の追求ー対ソ交渉という核心/第6章 「オーデル・ナイセ線」をめぐる攻防ー国境問題の解決 一九八九年に「ベルリンの壁」が崩壊し、ドイツ統一への機運が高まる。だがソ連のゴルバチョフは統一に反対。英仏やポーランドも大国ドイツの復活を危惧し、米国のブッシュは冷戦の勝利とNATOの維持拡大を優先する。冷戦後の国際秩序について各国の思惑が交錯する中、「ヨーロッパの分断」を克服する外交を展開したのが、西ドイツ外相ゲンシャーだった。本書はドイツ統一をめぐる激動の国際政治を、最新の史料を駆使し描き出す。 本 人文・思想・社会 政治