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ナイル系一民族の生業形態と政治制度の調査記録 平凡社ライブラリー E.E.エヴァンズ・プリチャード 向井 元子 平凡社シンパン ヌアーゾク E.E.エヴァンズ・プリチャード ムカイ モトコ 発行年月:2023年03月27日 予約締切日:2023年01月25日 ページ数:480p サイズ:全集・双書 ISBN:9784582769425 エヴァンズ=プリチャード,E.E.(EvansーPritchard,Edward Evan)(エヴァンズプリチャード,E.E.) 1902ー1973。イギリス、サセックス生まれ。社会人類学者。オックスフォード大学に入学し、近代史を専攻。1926年、スーダンのアザンデ族で最初のフィールドワークを行う。翌年、ロンドン大学において、C.G.セリグマンとB.マリノフスキーの指導の下にアザンデ族の調査をまとめ、Ph.D.を取得。その後、1930ー36年に通算約1年間にわたってヌアー族の調査に携わる。1946年、オックスフォード大学社会人類学教授。以後25年間同職を務める 向井元子(ムカイモトコ) 1941ー2005。香川県生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。文化人類学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 牛に生きる人々/第2章 生態/第3章 時間と空間/第4章 政治体系/第5章 リニィジ体系/第6章 年齢組体系 人類学史上に画期をなす、今もなお新鮮な筆致の古典。ナイル川上流に住むヌアー族の社会を調査した著者は、牛が高い社会的価値を持ち、政治的な統一体系を持たない彼らの生活、社会制度、さらに世界認識までをも緻密に記述した。最高のフィールドワーカーのひとりが残した第一級の民族誌。「秩序ある無政府状態」を記述した本書は、人類学の観点からアナキズムがとらえ直される文脈でも必読書。 本 人文・思想・社会 民俗 風俗・習慣