女性ジャズミュージシャンの社会学 音楽性・女性性・周縁化

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女性ジャズミュージシャンの社会学 音楽性・女性性・周縁化

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音楽性・女性性・周縁化 マリー・ビュスカート 中條千晴 青土社ジョセイジャズミュージシャンノシャカイガク マリービュスカート チュウジョウチハル 発行年月:2023年04月12日 ページ数:288p サイズ:単行本 ISBN:9784791775439 ビュスカート,マリー(Buscatto,Marie) パンテオン・ソルボンヌ大学(パリ第1大学)社会学教授。専門分野は労働・芸術・ジェンダーの社会学であり、質的調査の専門家でもある。フランス、アメリカ、日本の音楽・芸術業界における女性アーティストをめぐる状況についてフィールドワークを重ねてきた。現在は、芸術界への女性の参入や労働環境、また芸術界におけるジェンダーに基づく暴力(GBV)をジェンダー論の視点から研究している 中條千晴(チュウジョウチハル) 1985年生まれ。東京外国語大学国際日本学部特任講師。リヨン大学トランステキスト・トランスカルチュラル・スタディーズ研究所博士号取得。専門はメディア文化論、フェミニズム(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 階層的であり飽和したプロの世界/第1部 女性ジャズシンガー、かぎりなく「女性的」な職業(ボーカルジャズ、商業ジャズ、ジェンダー化されたジャズ/限りなく「男性的」な世界で、限りなく「女性的」であること/声は楽器ではない/抗い難い「女の」誘惑/アマチュアボーカルジャムセッションー虚しき性の逸脱?)/第2部 「凄い女ら」という呪縛(非常に「恵まれた」若い女たち/辿り着けない安定した仕事のネットワーク/男の世界にいる女性たちー両立しえないものの両立?/公的な領域で「女らしさ」を管理するー蔑視、中立、性的な魅力)/結論 声や歌という「女性らしい」音楽的役割へと疎外される女性ジャズシンガーたち。圧倒的な「男社会」の中でマイノリティとして「ガラスの天井」にぶつかる女性器楽奏者たち。「才能の神話」はどのようにしてジェンダー不平等を覆い隠すのか?芸術世界におけるジェンダー平等の議論に一石を投じ、フランスで大きな評判を呼んだ、労働・芸術・ジェンダーが切り結ぶ社会学。 本 エンタメ・ゲーム 音楽 ロック・ポップス

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