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ウラジーミル・ソローキン 松下 隆志 河出書房新社フブキ ソローキン,ウラジーミル マツシタ タカシ 発行年月:2023年05月29日 予約締切日:2023年03月14日 ページ数:240p サイズ:単行本 ISBN:9784309208817 ソローキン,ウラジーミル(Sorokin,Vladimir) 1955年ロシア生まれ。70年代後半からモスクワのコンセプチュアリズム芸術運動に関わる。85年、当時のソ連を象徴する風景を戯画化した作品『行列』をパリで出版する。ソ連崩壊後、『青い脂』(99)、『氷』(2002)、『ブロの道』(04)、『23000』(05)と続く“氷三部作”や、『親衛隊士の日』(06)、『砂糖のクレムリン』(08)、『吹雪』(10)などを発表し、2010年には『氷』でゴーリキー賞、『吹雪』でNOS賞受賞。さらに長篇『テルリア』(13)、長篇『マラナガ』(17)、短編集『白い正方形』(18)、『ドクトル・ガーリン』(21)などを発表。英語圏などでも高く評価され、2014年国際ブッカー賞最終候補。2020年には『吹雪』でスーパーNOS賞受賞 松下隆志(マツシタタカシ) 1984年生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。岩手大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 人間がゾンビ化する「黒い病」のワクチンを村に届けるため、インテリ地方医師プラトン・イリイチ・ガーリンは吹雪をついて旅に出る。御者セキコフが操るソリ車にはヤマウズラのような小馬50頭がボンネットに収まる。小人の粉屋と豊満な妻、謎の透明物質でできたピラミッド状の麻薬装置、ホログラムを映しだすラジオ、身の丈6メートルにおよぶ巨人、三階建てほどの巨大な馬…吹き荒れる嵐のなか、二人はいつしか暗闇と吹雪の世界に迷いこむ。『青い脂』『氷三部作』『ロマン』『愛』など、現代文学のモンスターと称される作家随一の人気作!!! 本 小説・エッセイ 外国の小説