散文詩篇 (叢書・エクリチュールの冒険)

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散文詩篇 (叢書・エクリチュールの冒険)

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叢書・エクリチュールの冒険 ステファヌ・マラルメ 柏倉康夫 月曜社サンブン シヘン マラルメ,ステファヌ カシワクラ,ヤスオ 発行年月:2023年06月 予約締切日:2023年07月27日 ページ数:105p サイズ:単行本 ISBN:9784865031690 マラルメ,ステファヌ(Mallarm´e,St´ephane) 1842ー1898。十九世紀のフランス象徴詩を代表する詩人。若くしてボードレールとエドガー・アラン・ポーに魅せられて詩作をはじめ、地方の高等中学校の英語教師をしながら創作に没頭するが、「詩とは何か」という根源的な問いに苦しみ、精神的・肉体的な危機に見舞われた。1871年パリに出て以後は交友関係も広がり、「牧神の午後」や「エロディアード」など代表作となる絶唱を生み出した。ローマ通りのアパルトマンの食堂兼サロンに、毎週火曜日に内外の文学者、画家、音楽家たちが集うようになり、マラルメの談話は彼らに多大な感銘を与えた。その芸術論は今日なお広い分野で影響を及ぼしている 柏倉康夫(カシワクラヤスオ) 1939年生まれ。東京大学文学部フランス文学科卒業。NHKパリ特派員、解説主幹の後、京都大学文学研究科教授を経て、放送大学教授、副学長、図書館長、現在同大学名誉教授。京都大学博士(文学)。フランス国家功労勲章叙勲。ジャーナリズムでの仕事のかたわら、原典批判に基づくマラルメ研究を続けてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 未来の現象/秋の歎き/冬の戦慄/類推の魔/青白い憐れな子ども/パイプ/見世物中断/ひそかな記憶/縁日興行の口上/白い睡蓮/聖職者/栄光/葛藤 ステファヌ・マラルメの「散文詩」全十三篇の翻訳。その執筆と発表は彼の創作活動のほぼすべての時期にわたっている。一八六〇年代に「秋の歎き」「青白い憐れな子ども」を含む五篇、七〇年代に三篇、八〇年代に四篇、最後の「葛藤」が発表されたのは一八九五年である。各篇はまず新聞や雑誌に掲載され、その後三度(小冊子を加えれば四度)、単行本に収録された。その最後が一八九七年の『ディヴァガシオン』で、このとき十三篇は「逸話あるいは詩」という総題のもとにまとめられた。プレイアード叢書の新編『マラルメ全集』の編者ベルトラン・マルシャルは、マラルメにあっては「散文詩はもっとも日常的な現実からとってきた逸話を喚起し、ボードレールが語っていた『現代生活の描写』が受け継がれている」と述べている。 本 人文・思想・社会 文学 詩歌・俳諧

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