【楽天ブックスならいつでも送料無料】
クレオパトラからナポレオン、レディ・ガガまで カーロ・フェルベーク 足立 江里佐 原書房ズセツハナトニオイノブンカシ カーロフェルベーク アダチエリサ 発行年月:2024年09月18日 予約締切日:2024年09月17日 ページ数:232p サイズ:単行本 ISBN:9784562074624 フェルベーク,カーロ(Verbeek,Caro) 1980年生まれ。アムステルダム自由大学において、キャレトリアル・スタディズで修士号、嗅覚の文化史の分野で博士号を取得。人文科学、芸術・文化、歴史及び古代史の助教授を兼任している。嗅覚アートを専門とする歴史家及び学芸員であり、2021年よりハーグ市立美術館の学芸員を務め、現在、同美術館で「ピート・モンドリアン&デ・ステイル」の主任学芸員として、美術館及びその他の施設で嗅覚に関するツアーガイドやワークショップを開催している 足立江里佐(アダチエリサ) 1963年生まれ。関西学院大学日本文学科卒業後、株式会社トーメン財務部に勤務。15年間、オランダ語実務翻訳者として活動。主な翻訳分野は経済・産業、医療、法律、環境関連(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) はじめに 鼻の歴史的意義/1章 最も「突出」している感覚器ーミケランジェロの運命を変えた鼻/2章 人格を表す鼻ー顔の科学、あるいは観相学の原理/3章 歴史を変えた鼻ー物議を醸したクレオパトラの美しさ/4章 立派な鼻は保存しなければならないー鼻の博物館「ナソテック」/5章 デナスタシオ(鼻を取り去ること)と梅毒ー失って初めて、大切さを知る/6章 見直された鼻の印象ーロレンツォ・デ・メディチおよびダンテ・アリギエーリのデスマスクの話/7章 レオナルド・ダ・ヴィンチの知られざる一面ー鼻の利く調香師/8章 東へ行っても、西へ行っても、我が鼻が一番(ではない?)ー東インド会社によって融合した鼻/9章 ダーウィンが危うくビーグル号に乗せてもらえないところだった理由ー知識を鼻にかけたラヴァターの影響/10章 ナポレオンの鋭い鼻ー十九世紀の鼻科学/11章 私の鼻にケチはつけさせないー童話に描かれた典型的な鼻/12章 文学における鼻ーベルカンポからジュースキントまで/13章 アバンギャルドな鼻ーモダンアートの香り/14章 民族的特徴ー「ユダヤ鼻」と骨相学/15章 形成外科および鼻形成術ー作られた鼻/16章 好戦的な鼻と多用性の尊重ージョージ・エリオットからレディ・ガガまで/結び ミケランジェロの完璧な鼻 かつて大きな鼻は、知性、勇気、性格、地位の指標とされていた。そのためミケランジェロは折れた鼻の形に一生悩み、クレオパトラの大きな鉤鼻はより強調して描かれ、ダーウィンは小さな鼻のせいで乗船を拒否された。ではなぜ、大きな鼻は時代の流れとともに好まれなくなったのか。そして人はなぜ、鼻を人格の指標としてきたのか。美術史家で嗅覚の専門家でもある著者が、ユニークな図版とともに解説する。 本 美容・暮らし・健康・料理 健康 家庭の医学 医学・薬学・看護学・歯科学 基礎医学 生理学