著者江幡吉昭(著)出版社アスコム発売日2019年12月ISBN9784776210672ページ数143Pキーワードぷろがおしえるそうぞくでもめないため プロガオシエルソウゾクデモメナイタメ えばた よしあき エバタ ヨシアキ9784776210672内容紹介相続争いは他人事と思っていませんか?「遺産が少ない」「家族はみんな仲がいい」「信頼している税理士がいる」一つでも当てはまる方、あなたは相続争いの当事者になりやすいタイプです。 なぜなら、相続争いを回避するために一番重要なのは、事前の準備です。「ウチには相続争いなんて関係ないよ」「相談できる人もいるし」そう慢心して何の対策もしなかったために結果として、骨肉の争いになったケースを私は、数多く知っています。 相続争いは年々、増えており家庭裁判所の統計によると、ここ7年で23%も増加しています。 こうした相続争いを、最近では「争族(あらそうぞく)」と呼びテレビのワイドショーや週刊誌でもたびたび話題になっています。私はこれまで、2000件を超える相続案件に関わってきた経験から相続争いで人生が破壊される人を嫌というほど見てきました。そして、今までの経験を基に争族を避ける方法を数多く編み出し、この本に掲載しました。 相続争いを防ぐには、多岐にわたる知識が必要です。相続の際に、知り合いの税理士に頼む人は多いと思います。専門家だから大丈夫。そう思うのでしょうが、それが落とし穴です。相続は、税の知識だけでなく、法律の知識も重要です。 そうした知見をトータルで駆使できる本当の意味での「相続のプロ」は極めて少ないのが実情です。 この本には、「相続のプロ」として活動してきた私が持っている知見を整理して、分かりやすくお伝えするように心がけました。 本書では第一部に、実際に起きてしまったさまざまな「争族」のエピソードをご紹介しています。「争族」は他人事ではないこと、ご自身の家族に起きる可能性のあることが分かると思います。 この一冊をきっかけに、この世から「争族」という言葉がなくなる日が少しでも近づくことを願っています。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次第1部 こんな人は気をつけろ!—相続争いの7大「あるある」事例紹介(遺産が1000万円以下—仲がよかったはずの兄妹がモメた!?なぜ母は3人の娘に何も残せなかったのか?/兄弟間で収入格差—ギクシャクしていた兄弟がついに決裂!「正式な遺言」を堂々と無視する長男!/兄弟の誰かが親を介護—親の世話をしていた姉が預金を勝手に使い込み!失われた現金は取り返せるのか?/財産放棄を撤回—「財産はいらない」と言っていた兄が手のひら返し!10年介護してきた弟は報われるのか?/親が認知症—認知症の母が起こしたトラブル!自ら書いた遺言を偽造だと主張!/放蕩息子がいる—長男が自分の権利だけを強引に主張!放蕩息子が使った“奥の手”とは?/顔見知りの専門家に頼る—信頼していた税理士が原因で家族がばらばらに!?こんな自称“専門家”に気をつけろ!!)/第2部 死ぬ前にこれだけはやっておけ!—江幡式「争族」防止マニュアル・永久保存版(はじめての相続税—何をしていいかわからない人のための超ていねいな相続入門5つのステップ!/エンディングノートだけでは安心できない!—相続争いを決して起こさない「遺言」の書き方・3つの原則/相続争いを決して起こさない「遺言」の書き方・実例編—そのままマネして書けばOK!すぐに使える「遺言サンプル」集/Q&A方式でわかる—意中の相手に財産を遺すためのマル秘裏ワザ)/第3部 いざというときに困らないための相続関連用語辞典