著者遠藤英樹(編)出版社ナカニシヤ出版発売日2022年04月ISBN9784779516672ページ数183Pキーワードふいーるどわーくのげんだいしそうぱんでみつくいごの フイールドワークノゲンダイシソウパンデミツクイゴノ えんどう ひでき エンドウ ヒデキ9784779516672内容紹介フィールドとはいったい何か。フィールドワーカーとは誰のことをいうのか。フィールドワークとはいかなる行為なのか。フィールドワークによって私たちはいかなる経験を得ようとしているのか。フィールドワークで何が認識されようとしているのか。フィールドワークとはいかなる営みか。COVID-19流行後にいかなるフィールドワークが可能なのかをさまざまなフィールドに身をおいてきた論者たちが原点に立ち戻り、考察する。文化人類学・地理学・社会学・観光学の領域を横断しながら、フィールドワーカーたちが考える、パンデミック以後の、これからのフィールドワーク。
■執筆者紹介(*は編者)遠藤 英樹*(えんどう ひでき)立命館大学 教授担当:まえがき・Chapter 1石野 隆美(いしの たかよし)立教大学 博士後期課程担当:Chapter 2東 賢太朗(あずま けんたろう)名古屋大学 准教授担当:Chapter 3市野澤 潤平(いちのさわ じゅんぺい)宮城学院女子大学 教授担当:Chapter 4橋本 和也(はしもと かずや)京都文教大学 名誉教授担当:Chapter 5寺岡 伸悟(てらおか しんご)奈良女子大学 教授担当:Chapter 6神田 孝治(かんだ こうじ)立命館大学 教授担当:Chapter 7藤巻 正己(ふじまき まさみ)立命館大学 名誉教授担当:Chapter 8須藤 廣(すどう ひろし)法政大学 教授担当:Chapter 9山本 理佳(やまもと りか)立命館大学 教授担当:Chapter 10安田 慎(やすだ しん)高崎経済大学 准教授担当:Chapter 11堀野 正人(ほりの まさと)二松学舎大学 教授担当:Chapter 12渡部 瑞希(わたなべ みずき)帝京大学 講師担当:Chapter 13松本 健太郎(まつもと けんたろう)二松学舎大学 教授担当:Chapter 14
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次風に吹かれて—中動態としてのフィールドワークによる「新しい実在論」/0は少なすぎるが1つは多すぎる—フィールドワーカーの個的輪郭をめぐる人類学的省察/わからなさ、つながり、事件の発生—フィリピンの呪術と観光のフィールドワークから/野生のフィールドワーク—実験室の外側で/存在論的世界とフィールドワーカーの実存—徒歩旅行者に「生成」すること/非在のフィールド、不在のフィールド—パンデミック下の日常から考える/あわいから問うフィールド—COVID‐19を契機としたフィールドワーク再考/ジオグラファー×フォトグラファーの「語り」—マレーシアにおけるフィールドワーク経験と写真撮影/観光とフィールドワークは現象へと開かれているのか—観光者とフィールドワーカーのパフォーマンスの同型性について/フィールドワーク的観光の可能性—親密性をめぐる一試論/トラベル・ライティングが生み出す魔力—コンタクト・ゾーンとしてのE・レインのエスノグラフィー/観光研究のフィールド—「現実」と「仮想」の間に生成する空間/場所/オンライン調査によるフィールドワークの可能性—オンラインツアー、オンライン交流会、Zoomを活用したライフヒストリーの事例から/モノを参照するモノのイメージ—メディアが紡ぐ観光空間のインターテクスチュアリティ