著者シルヴィア・ヴァスケス=ラヴァド(著) 多賀谷正子(訳)出版社双葉社発売日2022年11月ISBN9784575317640ページ数508Pキーワードよあけまえやまのかげでえべれすとに ヨアケマエヤマノカゲデエベレストニ ヴあすけす.らヴあど しるヴい ヴアスケス.ラヴアド シルヴイ9784575317640内容紹介2016年、エベレスト。最も暗い夜明けまえ。性暴力の記憶の影を振り払い人生を取り戻すため、女たちはこの山を歩いた。過去から、未来から、女たちの声が響き合う。連帯と共助の登山記。「シルヴィアは戦士だ。その力強く温かい声は、彼女がいかに人生における最悪の瞬間から立ち上がり、誰かの標になろうとしてきたかを物語る。この本は弱さ、共感、無私の心がもつ力の証明だ。ここに描かれた、彼女が手にした強さと勇気に敬意を覚える」??セレーナ・ゴメス(俳優、本書原作映画主演)幼少期の性的虐待や父による支配が少女に落とした影。それはやがて、さらなる苦悩と喪失を連れてきた。人生を取り戻すために登山家となった彼女が挑んだのは、同じ性暴力サバイバーの女性たちとエベレストを歩く旅。互いの心の傷を差し出しあい、守りあうことで得た力を手に、彼女はそのままひとり、この母なる山の頂上へと向かう。凍てつく吹雪、世界の果てまではびこる男性至上主義、そして幾たびも訪れる死線。その先に見た光景とは??。オープンリー・レズビアン初の七大陸最高峰登頂者が実体験と半生を綴った、心震わせる極限のシスターフッドの記。Silvia Vasquez-Lavado “In the Shadow of the Mountain”の完訳。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次チョモランマ/一九八〇年ペルー、リマ/二〇一六年ネパール、カトマンズ/日曜日の獲物/ヒマラヤへ/ペンシルヴェニア州、ランカスター/リダム/トップ・シェルフ/私たちには力がある/過去のない女/ともに歩む/崩れゆくとき/テストステロン/万里の長城/エベレストのふところ/別れ/静寂の谷/デス・ゾーン/安息の地