著者ロバート・スキデルスキー(著) 村井章子(訳)出版社日経BP日本経済新聞出版発売日2023年02月ISBN9784296113569ページ数640Pキーワードじよんめいなーどけいんず1 ジヨンメイナードケインズ1 すきでるすき− ろば−と SK スキデルスキ− ロバ−ト SK9784296113569内容紹介いまこそ、最も偉大な経済思想家から学ぶべきとき。二つの世界大戦の時代を通じて、世界のあるべき秩序を求め、また母国を救うために奮闘、経済学に革命をもたらした知の巨人の伝説的伝記、待望の邦訳。ケインズ研究の第一人者が、研究、思想、政策、恋愛、生活、文化・外交活動にわたり、ケインの全生涯、人間像を生き生きと描く。経済学に革命を起こしただけでなく、二つの世界戦争の時代を通じて、思想家として、官僚として、また、国の命運を託された交渉者として、そして文化・芸術愛好家として活躍した、型破りの天才・ケインズの生涯とはどのようなものだったのか?上巻では、両親・家族、出生、幼少期、イートン校、ケンブリッジ大学での生活から、思想形成、大学の秘密ソサエティ・使徒会、ブルームズベリー・グループとの濃密な交友、恋愛関係、第一次世界大戦と『平和の経済的帰結』、『確率論』の執筆、結婚、文化・芸術との関わり、金本位制復帰問題への対応、大恐慌の到来までを描く。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次第1部 義務と善(征服王に連なる家系/ケンブリッジの文化—シジウィックとマーシャル/ケンブリッジに育つ/イートン/ケンブリッジ学部生時代/若き日の信条/ケンブリッジとロンドン/リットン、ダンカン、メイナード)/第2部 危機前夜(第一次世界大戦前における経済学への関心/私生活/小春日和)/第3部 無邪気の終わり(戦時への適応/ケインズと第一次世界大戦/危機一髪/紆余曲折—ケインズとパリ講和会議/脅かされる文明)/第4部 戦争の経済的帰結(一九二〇年代のケインズ/平和への移行/確率と善/ロシア問題とドイツ問題/貨幣改革)/第5部 金の十字架(金本位制と結婚/中道思想/ロイド・ジョージとの共闘/貯蓄の謎/不況)