著者ジェリー・Z・ミュラー(著) 松本裕(訳)出版社みすず書房発売日2019年04月ISBN9784622087939ページ数189,22Pキーワードはかりすぎなぜぱふおーまんすひようかわしつぱいする ハカリスギナゼパフオーマンスヒヨウカワシツパイスル みゆ−ら− じえり− Z. M ミユ−ラ− ジエリ− Z. M9784622087939内容紹介多くの人が漠然と感じているのは、業績評価が問題の本質を外れ、文脈を奪い、人間による判断の微妙さを軽視して、システムのメカニズムを知っている者だけの利益になっている、ということだ。本書は、この傾向がどこから来るのか、なぜこの傾向が非生産的なのか、なぜわれわれがそれを学ばないのか、をはっきりと説明している。…あらゆる管理職が読むべき本。ティム・ハーフォード(エコノミスト。『まっとうな経済学』)「測定基準の改竄はあらゆる分野で起きている。警察で、小中学校や高等教育機関で、医療業界で、非営利組織で、もちろんビジネスでも。…世の中には、測定できるものがある。測定するに値するものもある。だが測定できるものが必ずしも測定に値するものだとは限らない。測定のコストは、そのメリットよりも大きくなるかもしれない。測定されるものは、実際に知りたいこととはなんの関係もないかもしれない。本当に注力するべきことから労力を奪ってしまうかもしれない。そして測定は、ゆがんだ知識を提供するかもしれない——確実に見えるが、実際には不正な知識を」(はじめに)パフォーマンス測定への固執が機能不全に陥る原因と、数値測定の健全な使用方法を明示。巻末にはチェックリストを付す。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次1 議論(簡単な要旨/繰り返す欠陥)/2 背景(測定および能力給の成り立ち/なぜ測定基準がこれほどほど人気になったのか/プリンシパル、エージェント、動機づけ/哲学的批判)/3 あらゆるものの誤測定?—ケーススタディ(大学/学校/医療/警察/軍/ビジネスと金融/慈善事業と対外援助/透明性が実績の敵になるとき—政治、外交、防諜、結婚)/4 結論(意図せぬ、だが予測可能な悪影響/いつどうやって測定基準を用いるべきか—チェックリスト)