中国女(Blu−ray Disc)/アンヌ・ヴィアゼムスキー,ジャン=ピエール・レオー,ジュリエット・ベルト,ジャン=リュック・ゴダール(監督、脚本),ヴィヴァルディ(音楽)

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 中国女(Blu−ray Disc)/アンヌ・ヴィアゼムスキー,ジャン=ピエール・レオー,ジュリエット・ベルト,ジャン=リュック・ゴダール(監督、脚本),ヴィヴァルディ(音楽)

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アンヌ・ヴィアゼムスキー,ジャン=ピエール・レオー,ジュリエット・ベルト,ジャン=リュック・ゴダール(監督、脚本),ヴィヴァルディ(音楽)販売会社/発売会社:(株)紀伊國屋書店((株)紀伊國屋書店)発売年月日:2013/04/27JAN:4523215095808中国共産党中央委員会主席・毛沢東の指導の下、1966年の夏に始まり、毛を信奉する若年層の「紅衛兵」を大量動員した文化大革命は西欧や日本の知識青年にも影響を与え、フランスでは少数のエリート大学生を中心に毛沢東主義(マオイスム)という急進的思想が流行した。それは、ヴェトナム戦争に介入する自由主義陣営の超大国アメリカに反対すると同時に、社会主義革命を唱えながら個人の自由を弾圧する超大国ソ連、またソ連共産党の支配下にある自国の共産党とも暴力的に対決しようとするものだった。1966年、ゴダールは、ブレッソンの『バルタザールどこへ行く』(66)に主演したアンヌ・ヴィアゼムスキーと交際を始めた。ゴダールが、大学生となったヴィアゼムスキーの周辺の急進的エリート学生と出会う中、構想されたのが、急進的革命の実現を目指す毛派の青年グループの1967年の夏休みの物語という設定の『中国女』だった。『中国女』の撮影は1967年3月に、ゴダールとヴィアゼムスキーが同棲していたパリの高級アパートの室内を中心に行なわれた。3楽章からなるこの映画では、主要登場人物の台詞や文字映像や画面外のナレーションが毛沢東の言葉を集成した赤表紙の小型本『毛主席語録』を引用し続ける。セネガル出身の本物の毛派闘士オマール・ディオップや有名哲学者フランシス・ジャンソンも本人として出演している。毛派を比喩しているように見えることから、同時代の毛派からは酷評されたが、撮影当時36歳のゴダールには風刺の意図はなく、映画の劇中で表明される急進的思想を共有しつつあった。1968年の「5月革命」を予見した映画とも言われている。

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