・タイトル :哲学として読む 老子 全訳・著者/アーティスト名:山田 史生・発行:トランスビュー 2020/11/12 “2500 年の誤解”をくつがえす画期的解釈! 老子の哲学をいきいきと伝える。 『論語』に並び称される中国古典の最高峰『老子』。 「道」や「無為」を説く難解な書として知られるが、 今回新たな解釈をもとに高校生でも読める わかりやすい現代語に訳しなおした。 この世界が生まれるまえから存在している「もの」。 老子は、その「もの」について、 「わたしはその名を知らない。 かりそめに『道』とでもよんでおこう。」 と書いている。 「道」はこれまで、学術的には「宇宙の根源」、 一般的には「人生訓」のように理解されてきた。 しかし、それでは『老子』の本当の面白さはわからない。 著者は「道=自然の法則」という新解釈を示すことで、 『老子』を今の私たちにも役立つ、西洋思想に負けない いきいきとした哲学書として読み直す。 “2500 年の誤解” を解く、渾身の一冊。 目次
■ 著者プロフィール山田 史生(ヤマダ フミオ) (著/文) 1959年、福井県生まれ。東北大学文学部卒業。東北大学大学院修了。博士(文学)。現在、弘前大学教育学部教授。著書に『門無き門より入れ 精読「無門関」』(大蔵出版)『禅問答100撰』(東京堂出版)『龐居士の語録 さあこい!禅問答』(東方書店)『物語として読む 全訳論語・決定版』(トランスビュー)など。