・タイトル :たぬきの本-里山から街角まで・著者/アーティスト名:村田 哲郎・発行:共和国 2023/04/30 動物? 置物? 化け物? 民話や童謡に登場するなど、古くから私たちに身近な動物、たぬき。そんなたぬきの不思議な魅力に引きこまれた5人の人間たちが、独自の視点でその魅力を語り尽くします。動物園での定点観察、子だぬきの飼育に奮闘する日々、信楽たぬきの謎、たぬきイメージの変遷や日本と韓国の比較など、全ページにあふれる「たぬき愛」。新旧の日本たぬき学会会長へのインタビューまで収録した、「たぬき史」に残る1冊がついにリリース!定価=2200円+悪税 目次たぬきの魅力とは---第1章 動物園のタヌキを撮影しながら考えたこと(中村沙絵)---1、今日も動物園にいます2、タヌキという生きもの、その魅力と生態3、余剰動物と誤認保護4、それでもタヌキに会いに行くColumn 01 タヌキとアライグマ---第2章 タヌキの群れと暮らした男(南 宗明)---はじめに1、赤膚山の歴史2、タヌキとの遭遇3、タヌキ飼育日記4、アイちゃんとの生活5、タヌキと人間の距離Column 02 タヌキQ&A---第3章 街角狸研究序説(村田哲郎)---1、街角狸との出会い2、狸の置物とは何か——信楽狸の歴史と変遷3、どんな狸があるのか——信楽狸モデル別解説4、狸はどこへ向かうのか——街角狸に見る狸と人間の関係まとめ---第4章 信楽タヌキのいるお寺「狸谷山不動院」(上保利樹)---1、信楽タヌキと人の関係2、信楽タヌキが「住み着く」お寺3、境内の「場」の調査4、境内のタヌキに関わる「人々」5、狸谷山不動院はどんな場所?Column 03 酒買い小僧狸とタヌキ---第5章 日本のたぬきのイメージと韓国たぬき事情(萩野(文)賢一)---はじめに1、日本のたぬき2、韓国のたぬき最後にColumn 04 おすすめブックリスト---「日本たぬき学会」新旧会長対談狸文化を深めるために(大平正道×村田哲郎)---あとがき 著者プロフィール村田 哲郎(ムラタ テツロウ)(著)1980年、神奈川県に生まれる。街角狸マニア「むらたぬき」として街角に置かれた狸の置物を撮り集め、「#街角狸」でSNSにアップしている。世界中に散らばった狸たちをSNS上で一堂に集めるのが夢。狸をテーマにしたオリジナル曲で、日本タヌキレコード大賞を3度受賞。2021年度「日本たぬき学会」会長に就任。