・タイトル :戦争取材と自己責任・著者/アーティスト名:安田 純平・発行:dZERO〔ディーゼロ〕 2019/11/27 武装組織による拘束から解放されて1年。今になって、ようやく語れることがある。2人は紛争地を中心に取材活動を続けているジャーナリストであり、友人でもある。3年4か月にわたる監禁に耐えた安田、安田の拘束中、友人の安否を気遣い、国外にも足を運んで情報収集に奔走した藤原。2人の共同作業で向かい合う、拘束事件、戦争、私たちの社会。語り下ろし(対談)と書き下ろしで構成。「拘束中に、周囲で起きていたことを最も詳しく取材していたのが藤原さんだ。騒動に関わった多くの人々に会っており、その後の検証に非常に有効な情報を持っている。最も重要な、事実関係について相談できる相手でもある」(安田純平)「安田さんの拘束が報道されてから、ネットではさまざまな声が飛び交った。そのほとんどがデマと中傷である。皮肉なことに安田さんは自らが非難されることによって、多くの人たちに日本社会の不条理を気づかせてくれた」(藤原亮司)