岩波現代全書 102
著者J.H.エリオット(著) 立石博高(訳) 竹下和亮(訳)出版社岩波書店発売日2017年05月ISBN9784000292023ページ数256Pキーワードれきしができるまでとらんすなしよなるひすとりーの レキシガデキルマデトランスナシヨナルヒストリーノ えりおつと じよん H. EL エリオツト ジヨン H. EL9784000292023内容紹介歴史の記述が創り出されるとき、歴史家は何を考え、どんな作業を行うのか。著者はスペインを中心とする西洋近世史研究を半世紀以上にわたって牽引してきた英国の代表的歴史家であり、その論著は比較史・政治史・文化史・衰退論など、さまざまな分野に拡がる。本書でこの碩学は、戦後の研究史を概観しつつ自らの研究の制作過程を方法論的に振り返る。一人の歴史家の研究史をたどることで、近世そのものの諸相と近世研究の特質が浮かび上がる自伝的省察。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次第1章 外国史を学ぶ—なぜスペインなのか/第2章 ナショナル・ヒストリーとトランスナショナル・ヒストリー/第3章 政治史と伝記の可能性/第4章 帝国の興亡—スペインは本当に「衰退」したのか/第5章 芸術と文化の歴史/第6章 新たな比較史のために/第7章 さらに深く、さらに大きく