光文社新書 633
著者島村菜津(著)出版社光文社発売日2013年03月ISBN9784334037369ページ数285Pキーワードすろーしていせかいのきんしつかとたたかう スローシテイセカイノキンシツカトタタカウ しまむら なつ シマムラ ナツ9784334037369内容紹介スローシティやイタリアの美しい村連合に共鳴した小さな町、ショッピングモールの締め出しに成功した町、フェラガモが創り上げた大農場やオーガニックの父と呼ばれた人物の住む村—。グローバル化社会の中で、人が幸福に暮らす場とは何かということを問い続け、町のアイデンティティをかけて闘う彼らの挑戦に、その答えを探る。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次1章 人が生きていく上で必要なもの、それは人間サイズの町だ—トスカーナ州グレーヴェ・イン・キアンティ/2章 スピード社会の象徴、車対策からスローダウンした断崖の町—ウンブリア州オルヴィエート/3章 名産の生ハムと同じくらい貴重な町の財産とは?—フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州サン・ダニエーレ/4章 空き家をなくして山村を過疎から救え! アルベルゴ・ディフーゾの試み—リグーリア州アプリカーレ/5章 ありえない都市計画法で大型ショッピングセンターを撃退した町—エミリア・ロマーニャ州カステルノーヴォ・ネ・モンティ/6章 絶景の避暑地に生気をもたらすものづくりの心—カンパーニャ州ポジターノ/7章 モーダの王者がファミリービジネスの存続を託す大農園—トスカーナ州アレッツォ/8章 町は歩いて楽しめてなんぼである—プーリア州チステルニーノ/9章 農村の哲学者ジーノ・ジロロモーニの遺言—マルケ州イゾラ・デル・ピアーノ