命の格差は止められるか ハーバード日本人教授の、世界が注目する授業/イチロー・カワチ

小学館101新書 174


命の格差は止められるか ハーバード日本人教授の、世界が注目する授業/イチロー・カワチ

bookfan 1号店 楽天市場店

1,034 円 (税抜き)

著者イチロー・カワチ(著)出版社小学館発売日2013年08月ISBN9784098251742ページ数223Pキーワードいのちのかくさわとめられるかはーばーどにほんじん イノチノカクサワトメラレルカハーバードニホンジン かわち いちろ− カワチ イチロ−9784098251742スタッフPOP日本人の長寿のメカニズムを解きつつ、健康とは「個人」の問題ではなく「社会」の問題であることを提起。格差社会はなぜ健康に悪いのか?ハーバード日本人教授の超人気授業が一冊に。格差社会に警鐘を鳴らす一冊です内容紹介格差は、負け組も勝ち組も寿命を縮める ハーバードで世界が熱い視線を送る授業がある。日本人教授イチロー・カワチによる健康格差論の授業だ。先進国の中で寿命が短いアメリカと、世界トップ級の日本。この違いは格差にあった。今、格差の広がりとともに日本の長寿は危機に瀕している。格差はストレスを生み、信頼や絆を損ね、寿命を縮める。人々の命を守るには、日本の長寿を支えてきた、格差が少ない結束の強い社会を守るべき——所得、教育、労働、人間関係…あらゆる側面から格差を分析、新たな長寿への可能性を探る。

編集担当からのおすすめ情報

すらりとした長身、飾らない温かな人柄でハーバードの生徒から絶大な人気を誇るイチロー・カワチ教授。ハーバード公衆衛生大学院において、日本人では初の学部長に就任しています。カワチ氏の最先端の「社会疫学」の授業は、とてもわかりやすく示唆に富むものばかり。例えば、「高所得者ほど喫煙率が低い」「お見舞いに来る人が多いほど回復が早い」「結婚すると野菜摂取量が増える」などちょっとドキッとする調査研究が紹介されています。また、2013年12月からは、東日本大震災の被災地で被災者(主に高齢者)の調査を行う予定となっています。地域の絆がどのように健康に影響するのか、復興が進んでいる地域とそうでない地域では何が違うのかなどを調査。今後、ますます注目を集めるカワチ氏の「健康格差論」に是非ふれてみてください。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次第1章 日本人はなぜ長寿なのか/第2章 経済格差が不健康の源/第3章 格差是正のターニングポイント—教育と仕事と健康の関係/第4章 健康に欠かせない「人間関係」の話/第5章 社会全体の健康はこうして守る/第6章 果たして、人の行動は変わるのか

この商品の詳細を調べる


本・雑誌・コミック » その他
ターニングポイント