著者エリク・H・エリクソン(著) 中島由恵(訳)出版社新曜社発売日2017年11月ISBN9784788515499ページ数434,11Pキーワードあいでんていていせいねんときき アイデンテイテイセイネントキキ えりくそん えりく.ほ−んぶる エリクソン エリク.ホ−ンブル9784788515499内容紹介
◆読み継がれる名著の完全新訳! 本書は一九六八年に出版され、最初の邦訳が一九六九年に刊行されました。以来、世界で、日本で読み継がれ、アイデンティティの概念は心理学の世界を超えて、私たちの人間理解に深く、大きな影響を与えてきました。その影響が今日でも大きいことは、他社からも近年、エリクソンの本の新訳が刊行されていることからもわかります。その背景には、エリクソンの概念が普及するにつれてあまりに単純化され、本来のエリクソンの思考の複雑さ、深さが失われてしまっていることがあります。しかし原典を読むと、エリクソンが古びるどころか、今日の私たちにとっても本質的な問いを提示しており、正に人間探求の古典の一冊であることがよくわかります。今回の新訳は、原著に忠実に一から訳し直し、かつ読みやすい日本語になっています。初めてエリクソンを読む人にも、改めて読み直したい人にも、まず手にとっていただきたい、エリクソンの思想の神髄に触れる一冊です。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次第1章 プロローグ/第2章 観察の基礎/第3章 ライフサイクル—アイデンティティのエピジェネシス/第4章 個人史と症例史に見られるアイデンティティ混乱/第5章 理論的間奏/第6章 現代の問題に向けて—青年期/第7章 女性と内的空間/第8章 民族、そしてより広いアイデンティティ