著者日本史史料研究会(監修) 松園潤一朗(編)出版社吉川弘文館発売日2021年07月ISBN9784642083973ページ数292Pキーワードむろまちせんごくじだいのほうのせかい ムロマチセンゴクジダイノホウノセカイ にほんし/しりよう/けんきゆう ニホンシ/シリヨウ/ケンキユウ9784642083973内容紹介室町・戦国時代に制定された法はいかなるものであったのか。その多様な内容や史料のあり方、研究上の争点をわかりやすく紹介。幕府・守護・在地領主・戦国大名・公家・寺社・村・町など、さまざまな階層の権力に制定・運用された法の形式や内容を解説。学問・身分・家族・経済・軍事・宗教・災害・慣習などから法と社会の特質を考える注目の一書。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次序論 室町・戦国時代の法の世界/第1部 諸権力の法(室町幕府法—法と裁判の特質/守護の法—周防国大内家の法を中心に/在地領主法—「領主制論」的視角の成果と限界/戦国大名の分国法—大名領国のための法典/戦国大名の法規・法令—「型」と正当性/公家法—公武政権と社会の慣習/寺社法—聖と俗の狭間で/村法—惣村文書と村掟/町法—京都の事例から)/第2部 法の諸領域(学問と法—清原宣賢と式目注釈/身分と法—身分の体系化と可視化/家族と法—相続と婚姻を中心に/経済と法—徳政令と撰銭令/軍事と法—軍隊の編成と規律/宗教と法—法華宗の京都進出と為政者の宗教政策/災害と法—戦国大名による災害対応/慣習と法—民間慣習の成文化)