著者パオロ・マッツァリーノ(著)出版社二見書房発売日2022年01月ISBN9784576212159ページ数383Pキーワードしこうのつきものろんよりじつせんの シコウノツキモノロンヨリジツセンノ ぱおろ まつつあり−の パオロ マツツアリ−ノ9784576212159内容紹介氷河期到来説、匿名の賛否、トロッコ問題、反日レッテル……あなたの憑きもの、クリティカルシンキングで落とせます。◇ クリティカルシンキングは、正しくぶれるための技術 ◇"ぶれない"って言葉がいつのまにか美徳として使われるようになったことに違和感をおぼえます。自分はぶれない、と威張ってる人間は、自分は絶対に正しいと信じているわけです。その信念が偏見や誤解にすぎなかったら、とは考えないんですかね。極度のナルシストなんですかね。 本当に知的なひと——少なくとも知的であろうと努力してるひとは、自分が間違っている可能性をつねに認めてます。正しい方向へぶれることを厭わない勇気も知性のうちです。知的レベルの低さを野蛮な精神力でごまかそうとしないように。(「パオロ流クリティカルシンキング論」より)
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次氷河鬼が来る!の巻/哲学小僧はトロッコ問題で現実逃避するの巻/敵か味方か、出羽守の巻/匿名が諸悪の根源なのですか?の巻/議論に勝ちたがるひとの巻/妖怪自己責任は、自由には責任が伴うと囁くの巻/劇場版名探偵パオロ 万が一の魔術師の巻/夫婦別姓反対論は理由なき反抗の巻/憑きものとしての政治思想の巻/世にも奇妙な「反日」の巻/リベラル保守と憑きもの保守の巻/パオロ流クリティカルシンキング論—あとがきに代えて