著者DavidP.Williamson(著) DavidB.Shmoys(著) 浅野孝夫(訳)出版社共立出版発売日2015年09月ISBN9784320123915ページ数591Pキーワードきんじあるごりずむでざいん キンジアルゴリズムデザイン ういりあむそん でいびつど P ウイリアムソン デイビツド P9784320123915内容紹介 本書は,近似アルゴリズムデザインの技法とアイデアを系統的かつ明快に解説している。 第1部では,単純な問題を例にとり,これらの技法とアイデアを具体的にわかりやすく解説している。第2部では,これらの技法とアイデアを実際のケースで生じるより高度な問題に適用する際の工夫を具体的に解説している。 本書において系統的な解説を可能にしているのが,線形計画法と整数計画法である。欧米の大学では,本当に実用的なアルゴリズムの研究開発には,これらの分野が極めて重要であることが認識されてきている。したがって,情報科学系でもこれらを講義で取り上げる大学が増加してきていて,本書もそれに後押しされて,その重要性を増してきている。すなわち,これからのアルゴリズム教育には,線形計画法と整数計画法の概念の理解とそれを応用する能力の育成が必要不可欠となると思われるが,本書はそれらも自然に身につくように記述されている。(David P. Williamson, David B. Shmoys:The Design of Approximation Algorithms, Cambridge University Press, 2011)
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次第1部 技法:入門(近似アルゴリズムへの序論/グリーディアルゴリズムと局所探索アルゴリズム/データのラウンディングと動的計画/線形計画問題での確定的ラウンディング/ランダムサンプリングと線形計画問題での乱択ラウンディング/半正定値計画問題での乱択ラウンディング/主双対法/カットとメトリック)/第2部 技法:発展(グリーディアルゴリズムと局所探索アルゴリズムの発展利用/データのラウンディングと動的計画の発展利用/線形計画問題での確定的ラウンディングの発展利用/ランダムサンプリングとLP乱択ラウンディングの発展利用/判正定値計画問題での乱択ラウンディングの発展利用/主双対法の発展利用/カットとメトリックの発展利用/近似困難性の証明技法/未解決問題)