著者しゅうマナビジネス(著)出版社扶桑社発売日2023年11月ISBN9784594096151ページ数231Pキーワードビジネス書 さんびようでつたえる3びよう/で/つたえるこんさる サンビヨウデツタエル3ビヨウ/デ/ツタエルコンサル しゆう まなびじねす シユウ マナビジネス9784594096151内容紹介仕事ができるコンサルは、上司や顧客を前にした時にどんな伝え方の工夫をしているのか? 徹底的に考えていたのは、ロジックでもファクトでもなく「相手の気持ち」だった。ビジネスでは「結論から話すのが重要」と言われるが、なぜか実際の場面になると、うまく話せずにダラダラと長い説明をしてしまうことが多い。「もっと要点をまとめて」「結局、何が言いたいの?」相手からそんな風に言われてしまう人は、「3秒で伝える」という意識を持つことによって、ガラリと変われるはずだ。本書は大手コンサルティングファームで働きつつ、プレゼン講師やYouTuberとしても活動する、しゅうマナビジネス氏の初著書。12年前、ITエンジニアからコンサルに転職して伝え方で悩んでいた彼は、先輩からの「まずはシンプルに伝えて、それから相手の『?』に答えればいい」というアドバイスをきっかけに、コンサル流の伝え方の神髄に気づき、そこから独自にテクニックを磨いてきた。そんなしゅう氏が全ビジネスパーソンに薦めるのが、「3秒で伝える」という意識を持つこと。結論や主張を言うとき、相手の質問に答えるとき、反対意見の相手に歩み寄るとき、どんな場面でもこの「3秒で伝える」という意識を持てば、インパクトのあるコミュニケーションが生まれる。「30秒の説明は話を短くする単純作業でもできますが、3秒の説明は本質を考えないとできません。そして、本質を捉えていれば、たった3秒の一言でも相手に“刺さり”ます」(本書より)コンサルが使う会話術の神髄を、ぜひあなたの武器にしてください。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次第1章 ロジカルシンキングよりも使える「3秒で伝える」意識—説明する前に、本質的なメッセージを考える(会話における最大の壁を突破する「シンプルな言葉」/シンプルに伝えてから、相手の「?」に答えればいい/30秒ではなく「3秒」にこだわる理由/3秒の一言を生む、2つの力/人はロジックだけでは動かない/「自分の道筋」ではなく「相手の道筋」で伝える)/第2章 3秒の一言を使う「7つのパターン」—ビジネストークには押さえるべき「型」がある(結論(主張)を伝える/テーマを伝える/説明の予告をする/お互いの認識を揃える/質問に答える/とってほしい行動を伝える/相手にとっての自分ごとにする)/第3章 3秒で伝える「一言の見つけ方」—伝えるべき内容は、「相手」が教えてくれる(「相手目線」を意識すれば、言葉が変わる/期待値から「相手が知りたいこと」を知る/質問できない場合は「仮説」を立てる/相手が知りたいのは「5W2H」のどれ?/話の要点を絞る方法/言葉をシンプルにする4つの技法)/第4章 「3秒・30秒・3分」それぞれの伝え方—どんなに長い説明でも、3つの要素があればいい(「4つの型」はそのまま「30秒の説明」になる/「理由にならない理由」に注意する/「事実やデータ」がない理由は、ただの感想/理由は「3つ」あると強くなる/話のフレームを作る「テンプレ論理構築術」/結論から考えるか、事実から考えるか/結論が出ていないときに使う「空・雨・傘」フレームワーク/「3分の説明」の組み立て方)/第5章 自分の言葉で話す「コンサル流テクニック」—誰かの言葉では、相手を動かせない(「具体的な説明」と「抽象的な説明」の使い分け/「たとえ話」が上手になる方法/仕事を請け負うときに必ずすべき質問/つなぎの言葉で「紙芝居」のように話す/自分と相手の話は「3:7」の配分でいい/自分の言葉で伝える)