著者三浦一成(著)出版社幻冬舎メディアコンサルティング発売日2024年05月ISBN9784344947542ページ数187Pキーワードビジネス書 びるおーなーのためのばりゆーあつぷ ビルオーナーノタメノバリユーアツプ みうら いつせい ミウラ イツセイ9784344947542内容紹介資産価値を新築時よりも高くするバリューアップビル改修とは建物の老朽化が進み空室が増えていく——悩めるビルオーナーへ、改修工事の基礎的な内容から業者の選び方、適正価格など、価値を高めるためのノウハウを徹底解説!ビルオーナーにとって、ビルの老朽化による価値の低下は無視できない問題です。見た目はもちろん、構造や設備の面で「古臭い」と感じるビルではテナントの借り手を見つけにくくなり、家賃を下げることも検討しなければならなくなります。放置すればさらに老朽化が進み、ますます借り手がつかないうえに、維持費用はかさむばかりという悪循環に陥ります。とはいえ改修費用は決して安くはありませんし、期間中ビルの稼働を停止する場合は収益も減少します。コストをかけて改修するのであれば、建物の価値を高め、入居率アップにつながる工事をしたい——そんなビルオーナーたちの望みを叶えるのが、本書で紹介するバリューアップビル改修です。 著者は、長年にわたり大規模修繕工事やビル改修工事を手掛けてきた会社の経営者で、工事だけでなくコンサルティング、内外装のデザイン、設計などを一括して請け負っています。その特徴として、単に破損を修繕して新築の状態に近づけることを目指すのではなく、マーケティングリサーチを行い、改修によって付加価値を高める提案を行うことで実績を上げてきました。 著者は、ビルはただ一個の建物として単独で存在するのではなく、街の一部として周囲との関わりのなかで価値をもつものだと考えています。したがって、ビルの価値を高めるためには、ビルのある街、地域、商圏を把握し、ニーズを掘り起こして、それに応えるものにしていくべきだというのが著者の主張です。 本書では改修工事についての基本的な考え方から具体的な工事の内容まで分かりやすく説明し、そのうえで業者の選び方や工事の適正価格の目安なども併せて、費用対効果の高いビル改修のノウハウを解説していきます。 老朽化に悩むビルオーナーへ向けた、よりよいビル運営と資産価値向上のヒントとなる一冊です。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次第1章 建物の老朽化が進み空室が増えていく—資産価値が下がり続けるビルに悩まされるオーナーたち(コロナ禍と大規模オフィス開発で選ばれなくなるビル/都内に増え続ける老朽化したビル ほか)/第2章 エントランス改装、外壁工事、内装のリニューアル 資産価値を新築時よりも高くするバリューアップビル改修(マイナスをプラスに大きく転換する、バリューアップビル改修/バリューアップに取り組むには ほか)/第3章 テナントのニーズを把握して、競合ビルとの差別化を図るバリューアップビル改修に必要なマーケティングリサーチ(マーケティングの考え方を参考にする/テナントビルを取り巻く状況について ほか)/第4章 “不要な工事”で余計な費用をかけない!ビル改修の資金計画とコストカットのポイント(ビルの改修費用についての考え方/改修費用の資金調達 ほか)/第5章 改修後のアフターメンテナンスは不可欠 ビル改修後も資産価値を長く維持するために(改修工事終了後に必要なこと その一、入念な竣工検査/改修工事終了後に必要なこと その二、自主点検 ほか)