絶対無二のシャンボル・ミュジニィの象徴 「静謐」 「澄高」 そんな言葉がこれ程似合うワインもありません。 飲む者の姿勢を問われるワイン、それが独特のオーラを持つヴォギュエのワインです。 グランクリュ「ミュジニィ」は全体で10.7ha。その内7.2haを所有するのが、ヴォギュエ。シャンボル・ミュジニィ村にのみ畑を持ち、その歴史は1450年にまで遡ることが出来る名門ドメーヌです。 パーカーも5ッ星生産者に推し、数あるブルゴーニュの生産者の中からベスト5の一つに挙げています。 1973年から1988年の間はヴォギュエの衰退期と言われていますが、グラン・クリュであることには変わりありません。その真の姿が現れるのは少なくとも20年の時を経てから。 ヴォギュエの醸造責任者である「フランソワ・ミレ」氏は言います。 「ミュジニィはいつも何か秘密を隠しています。常にパラドックスに溢れたワインと言えるでしょう。ミュジニィは難しいワインです。最初はこちらから探しに行かなければなりません。ミュジニーは日向と影があり、素顔を見せず、いつも中に何か隠している。だが一度触れ合うと、ミュジニーは向こう側の世界と私の間をずっと行き来して、私のところに来る時には、常に新しい何かを見せては喜ばせてくれる。」ミュジニィというグランクリュだけが持つ、余韻の長さを是非堪能して下さい。