SALE★リース/Rhysからの移籍で劇的変化「真のソノマコースト/True Sonoma Coast」の魁 3大グランクリュ キャンプミーティングリッジも入るお買い得版|誕生日プレゼントお祝い品ギフト
■ カリフォルニアワイン商品一覧はこちらよりご覧頂けます>> ▼新着・再入荷・限定品・特価情報 96点シャルドネと98点メルロが共に3千円台|4千円台99点カベルネも備えるJロアー カリフォルニア州公式ステイトフェアでトップクラスの評価を得た3種の中でも特に知って頂きたいのがシャルドネ
メナージュ・ア・トロワ特価SALE
濃厚バーボンバレル カベルネにリッチなシャルドネとピノも メナージュ・ア・トロワ計4種が税別ながらも2千円台♪3,650円であったバーボンバレル カベルネも同額6,100円で96点&94点
スクリーミング・イーグルのブルゴーニュ部門 「カルトワインの王様」スクリーミング・イーグルのブルゴーニュ部門 ヒルトと3,960円〜のペアリングが再び揃い踏み RP100点×21度 カベルネの王者で唯一の1万円台 シュレーダーのワインは概ね10万円級で原則的にカベルネ・ソーヴィニヨン100%である中、今回の1本は柔らかなメルロとフランの融合する従来には無い仕様の特別版 150ドルを打ち負かせた造り手のコスパワイン新境地 ナパで行われた目隠し品評では150ドルの品も並ぶ中、最安値にして第1位に輝いたダリオ・デ・コンティ作 DRC当主ド・ヴィレーヌ氏が母国外で唯一携わるハイドのシャルドネを氏が抜擢のステファン・ヴィヴィアーが手掛ける! ナパ・シャルドネ二大特級畑 ハイド・ヴィンヤードで今そのどれよりも関心を深める1本送料込み定価の26%OFF
送料無料ブレッド&バター赤白6種お試しセット オーク樽熟成フルボディ。大人気のBBシャルドネ, ピノ, カベルネ, メルロ, ソーヴィニヨン, ロゼがこの1セットに。 パーカーポイント100点達成したアルファオメガの中でもこれこそが触手を伸ばすに最短距離の1本 世界で最も多くの100点カベルネを生むベクストファーを始め、なんとも贅沢なマルチヴィンヤード・キュヴェ価格帯指折りのナパCAB
数々の銘醸を手掛けた実力者の隠れた銘品 2000年のシュヴァルブラン(ガローニ100点 パーカー99点)を担当したお方の醸造。一点豪華主義では醸し出すことの出来ない美しい調和 費用対効果「◎」ナパやボルドーからも進出相次ぐ南カリフォルニア代表地区のファイン・フルボディ SFベイエリア・ファインダイニングのソムリエによるブラインド試飲で最高賞を得るなどして評価を増すさ中に 群を抜くターリー ジンファンデルの新着2021年 「過去10年で最も出来が良い」と評される2021年のジンファンデル。中でも「洗練と共に焦点がしっかりと定まっている」とも述べられ群を抜く高評価がターリー ファインワインの条件を満たす優秀な2千円台 世界最優秀ソムリエコンクール3大会連続日本代表ソムリエが「とても完成度が高い。」と述べブラインド試飲で第1位に推したワイン。それがこのワイナリーのこの品種。 世界的にも珍しいRP100点カベルネ輩出単一畑100%の白ワイン ナパ・カベルネの完璧な例にも挙げられたスカーレットの見過ごせない白ワイン。価格的にもマークしたい一品 「4〜5倍のワインより優れたパフォーマンス」(ロバート・パーカー) 赤ワインの人気先行から、近頃はオーク樽の香ばしい風味を効かせMLFを施したリッチなシャルドネの支持が増しています。単品2,480円
430名の女性が27か国4023銘柄から選びダイヤモンドトロフィー受賞 可愛いラベルとは裏腹に中身は本格志向。アジア最大のワイン品評会 サクラアワードでダイヤモンドトロフィーに選ばれたスリーガールズ特価1万台にて
RP100点マヤ 2019年に準ずる内容のダラ・ヴァレ ダラ・ヴァレの2019年は、7度目のパーカーポイント100点のみならずビオディナミを取り入れた特別なヴィンテージ。 大谷翔平選手のSNSで取り上げられ即日完売 大谷翔平選手がSNSで愛犬デコピン(Decoy)と共に投稿し、輸入元在庫が枯渇したDecoyのカベルネが販売再開となりました。ワインオブザイヤー生産者の定評あるお値打ち版です。 ギフト対応 >> 御祝 御礼 内祝 祝儀 結婚式引き出物 結婚祝い 結婚内祝い 出産祝い 成人式祝い 快気祝い 引っ越し祝い 卒業式 入社祝い お誕生日プレゼント パーティー 季節の贈り物として 母の日 父の日 お中元ギフト 敬老の日 ハロウィン お歳暮 クリスマスプレゼント ゆく年くる年新年のご挨拶 お年賀 新春ごあいさつ 成人の日 本命バレンタインデーラッピング 義理チョコ ホワイトデー 冬ギフト 人気のセット 手土産 お心づかい 御祝 御礼 ご挨拶 粗品 ご贈答品 贈答用ギフト 進物 お返し 海外旅行土産 アメリカ土産 海外土産 おみやげ イベント用 ゴルフコンペ景品 参加賞 忘年会 新年会 記念品● ワインライターの第一人者、立花峰夫とカリフォルニアワインあとりえがジョイント! 第1弾は開始記念、フラワーズのOFFセール♪ 名前が知れているわりに意外と飲まれていないフラワーズのAVAシリーズのシャルドネ&ピノは、ソノマ・コーストがもつ可能性の中心を一矢で射貫いた、「ザ・黙ってカートに入れましょう」アイテムです。昔のイメージがあるヒト、はっきりいって今のフラワーズは10年前とは別モンです。進撃の巨人です。キラークイーンです。だまされたと思って、だまされてください。 あ、ちがう、ええとなんだ、買ってください。
■ 「みなさんコンチハ! インチキ系ワインライター&翻訳者の立花峰夫です。」 このページは、カリフォルニアを中心としたアメリカワインをこよなく愛するワタクシめが、偏愛する銘柄をドラマチックに、ドラスチックに、そしてドメスチックにご紹介するコーナーです。ワインの売上が悪いと即打ち切りという、少年ジャンプの新人作家の新連載みたいな企画なので、関係各位の皆様、どうか義理でお慈悲をください。 ポチっとね。お願いします。 とはいえ、ゼロ忖度でやります。はっきりいってワタシは業界のはぐれモノで、金魚ぐらいしかトモダチがいないのだ。だから、何を書いたっていいのだ。嫌われて困る相手が、そもそもいないんだから。訴訟になっても払う金なんかないぞ。素寒貧大王のオレ様から取れるなら取ってみろってもんだ。 ハアハア……失礼しました。ついクセで、ウチの金魚に話しかけているのと同じ調子になってしまいました。 さてフラワーズです。ワタシはね、プチ博士です、このワイナリーの。2020年2月末、雑誌の取材で訪問しました。で、醸造責任者のシャンタル・フォーサン -Chantal Forthun- にがっつり2時間インタヴューしました。録音を文字に起こしたメモは、A4用紙にちっこい字で14ページにもなりました。だから、このワイナリーの今については、むちゃ詳しいです。
■ 劇的な変化にびっくらぽん 前に訪問したのは16年前の2004年で、そのときも雑誌の取材でした。1991年に、伝説の畑キャンプ・ミーティング・リッジ -Camp Meeting Ridge (CMR)-にぶどうを植えた、創業オーナーのフラワーズ夫妻(ウォルトとジョアン -Walt & Joan Flowers-)が案内してくれました。 フォートロス・シーヴューAVA内の山中にある自社畑までの道のりは、ソノマの人里的エリアからクルマでたっぷり2時間。ブルゴーニュの超大物ヴィニュロンが「寒すぎ」と評した、「うそーん」と驚く強烈な畑の立地と、息を呑む景観の美しさにはオシッコがちょっと出ましたが、ワインのお味は「ふーん」てなもんでした、正直なところ。だって、なんかドンクサイ感じだなあって思ったんですもの。あくまで個人の感想ですがね。だから、それからはわざわざ飲んでませんでした、ワタシ。 ところがですな、ゼンゼン違ってたんですよ。今回の取材訪問で試飲したワインの数々は。端的に言って「カッコいい〜」。激ウマいなんて、わざわざ言わなくてもいいぐらいのカッコよさ。 どれぐらい前と違うかというと、ジャクソン・ファイブだった頃のマイコーと、ビート・イットの頃の彼ぐらいの差です。 死ぬ前ではありません。あれはやりすぎ。 創業オーナーのウォルト&ジョアン・フラワーズ夫妻(2004年撮影) 伝説の畑、キャンプ・ミーティング・リッジは1991年植樹。シャルドネが主。 1998年植樹のシー・ヴュー・リッジはピノ・ノワールが主。太平洋とサンフランシスコ湾が両方見える。
■ オーナー交替と敏腕ワインメーカーの着任 とはいえ、整形手術みたいなズルをぶっこいて、カッコよくなったわけではありませんよ。 まず、オーナーが変わりました。 フラワーズ夫妻は引退モードになって、2008年にワイナリーを売ったのですね。買ったのが、知る人ぞ知るチリ人の大立者、アグスティン・ヒューネウス -Agustin Huneeus-。チリ最大のワイナリー、コンチャ・イ・トロの育ての親で、ナパにあるカベルネ・ブレンドの雄、クインテッサの創設者・所有者としても有名な人物です。そこから、栽培をビオディナミの手法も一部用いたオーガニックに転換しました(認証は得ていません)。ヒューネウスは、クインテッサでもゴリゴリのビオディナミをやっているので、フラワーズが同じ方向に進んだのは自然な流れですね。 加えて、2012年にフラワーズにやってきた、現醸造責任者のシャンタル・フォーサンの力がとても大きい。シャンタルは、カリフォルニアの奇人醸造家ナンバーワン、ボニー・ドゥーンのランドール・グラムと、ニュージーランドのカルト系ピノ生産者の筆頭、クオーツ・リーフのルディ・バウアーのもとで、ゴリ系ビオディナミのぶどう栽培やワイン造りを学びます。 そのあと、サンタ・クルーズ・マウンテンズにある、これまた無理・無茶・無駄の三拍子揃った突き抜け系ピノ生産者、リースですこし働いたあと、フラワーズにいよいよやってきます。 最初は一秋かぎりの遊びのつもりが、「ねえ、シャンタル、ずっとここにいない?……いかないで!」、「……アタシも、同じこと考えてた…」という、激しく燃える恋の炎は誰にも消せないの♪状態になり、いきなりヘッド・ワインメーカーに抜擢、今に至るです。 「もうどこにも行かないわ」と、取材時には話していたシャンタル、ほんとにずっと去らないでほしいなあ。とはいえ、そんなふうに言ってても、アメリカ人はあっさり転職するときゃするので、わかりませんけどねえ。
■ ワインのスタイルと原料ブドウ シャンタルのワイン造りは、実にキレキレです。スタイルとしては、IPOB/ニュー・カリフォルニアの流れに沿ったものなのですが、シャルドネもピノもアルコールは控えめ、酸がキリっ、電気ショックがビリビリ系の強烈なテンションとミネラル感がとにかく印象的で、細身なんですが出るところはしっかり出ていて、余韻がうっとりするほど美しいのであります。 これは、今回ご紹介するAVAソノマ・コーストのワインも、アゴ外れ的仰天の自社所有畑キャンプ・ミーティング・リッジ、シー・ヴュー・リッジ -Sea View Ridge (SVR)-の畑名入りピノ&シャルドネも同じです。 CMRといえば、1990年代末までこの畑のブドウをフラワーズ夫妻から買っていた、スティーヴ・キスラーのシャルドネ&ピノで有名になった畑ですが、キスラー時代のCMRがいかにも90’sの豊満系峰不二子だったのに対し、今のフラワーズのCMRは、モードな雰囲気のスーパーモデルっぽい体形ですかねえ。九頭身な感じ。でも、妙な色気があって、脱いだらスゴイんです的な。 さて、ソノマ・コーストAVAのシャルドネ&ピノは、このAVAにある5箇所のぶどうを巧みにブレンドしたものです。フォートロス・シーヴューにあるふたつの自社畑に加え、セバストポール・ヒルズ、グリーン・ヴァレー、ペタルマ・ギャップの各地区にある、20年来の長いお付合いの契約農家の畑から果実はやってきます(以下写真の地図参照)。ぜんぶ冷涼な地区ではあるものの、標高やら、海風や霧の影響やら、土壌やらが違うので、それぞれキャラが立っています。この5箇所の果実を使うシャンタルは、あたかもオーケストラを指揮するように、いろんな楽器の調べから、妙なるハーモニーとメロディを奏でるのですね。CMR、SVRのワインが、ピアノなりヴァイオリンなりのソロ演奏な感じなのと対照的です。 ソノマ・コーストAVAのワインに用いられる畑の位置(画像はカリフォルニアワイン協会のウェビナーより)