※CASTLE限定ステッカー特典付き!ハハノシキュウ待望のセカンドアルバム『ヴェルトシュメルツ』が全編生演奏のトラックによって完成。
処女作品集『リップクリームを絶対になくさない方法』から5年、フリースタイルダンジョンの初代モンスターを務めたDOTAMAとのコラボアルバム『13月』から4年、衝撃のメジャー配信シングル『おはようクロニクルEP』から1年、そしておやすみホログラムプロデューサーオガワコウイチとのコラボアルバム『パーフェクトブルー』からわずか5ヶ月。 ハハノシキュウ待望のセカンドアルバム『ヴェルトシュメルツ』が全編生演奏のトラックによって完成。 さらに、インプロデュオバンドHUHとのコラボアルバム『3年後まで4年かかるタイムマシン』を携え、キャリア初の二枚同時リリースを敢行 ! “実は、ヒップホップが苦手なあなたへ” ヴェルトシュメルツ/Weltschmerz
名詞
世界苦、悲観的世界観、厭世( えんせい)、世の中の邪悪を思って悲しむこと“パンとか米が舌に合わない、我慢して食べても理解がない!” 小学四年生、僕のクラスには芸能活動をしている女の子がいた。彼女は、東京で仕事がある度に学校を休み、その度に僕は学校のプリントを家に届けていた。 あえて、名前は伏せるけど彼女の名前に夏という漢字が入っていたことは明かしておく。 中学一年生、彼女はマイナー映画の主演に抜擢された。その映画は東京でも一箇所か二箇所くらいでしか上映されなかったらしく、もちろん僕らの地元では観る事が出来なかった。それに、はっきり言ってその映画のタイトルすらも覚えていない。 多分、彼女は芸能活動を辞めてしまっていて、当時の彼女を見るためにかけていた色眼鏡はとっくに度が合わなくなっている。 卒業アルバムに載っている人間が今も全員生きているとは思えないし、僕が知らないだけで一人か二人はすでにこの世にいないような気もする。 だから、彼女だって例外じゃないだろうと勝手に思ったりして。 そんな僕の中にあるまだ日本語に辿り着いていない何かを象るために、何度も歌詞を書いた。 結果としてそれは11 曲のアルバムになったが、これで足りているのかは正直わからない。 安い言葉で申し訳ないけど、この11 曲の群像が烏滸がましくも他の薬では代用できない救済になれば幸いだと思う。 今、流れてる流行歌とか歌謡曲が、まるで米やパンみたいだと学校や職場で感じたなら、あなたはそれを無理して食べる必要はない。 今、ラップとかヒップホップが周りで流行っていたとして、それが米やパンみたいだと感じたなら、あなたはそれを無理して食べる必要はない。 “ただのヴェルトシュメルツだ、気にすんな”※CASTLE限定ステッカー特典付き!!
■PROFILE 青森県弘前市出身のラッパー。学生時代は小説家を目指していたが新人賞の応募規定にあったあらすじの書き方が解らず、挫折。『3 on 3 MC FREESTYLE BATTLE』のDVD を鑑賞後「不良じゃなくてもラップをしてもいいのか!」と気付き、ラップを始める。MC BATTLE における性格の悪さには定評がありUMB や戦極MC BATTLEなどに出場し、幾多のベストバウトを残している。作詞家、ライターなどの顔も持ち、ライターとしてはクイックジャパン、KAI-YOU などへの寄稿で好評を得ている。特徴的なザラつきのある声と、自意識や青春をこじらせた英語を使わない歌詞で局地的な人気を集めている。 2012 年05 月、処女作品集『リップクリームを絶対になくさない方法』をリリース。 2013 年09 月、フリースタイルダンジョン初代モンスターDOTAMA とのコラボアルバム『13 月』をリリース。 2016 年11 月、地下アイドルおやすみホログラムの遍歴をエモーショナルにラップした『おはようクロニクルEP』がポニーキャニオンからリリースされ、実質メジャーデビューを達成する。 2017 年06 月、ハハノシキュウ× オガワコウイチ名義で2 枚組アルバム『パーフェクトブルー』をおやすみホログラム所属のgoodnight! Records からリリース。 2017 年08 月、ハハノシキュウ独演会「立会い出産 第一子」を開催する。 2017 年12 月10 日、”ハハノシキュウ独演会「立会い出産 第二子」〜一人MC BATTLE の会〜が“即興のみ”で行われる。01. セカンドフィナーレ/R.I.P.2 02. 家の中でボウリングするなんて/Happy! 03. 続・自殺/Alive 04. 土萠ほたるファンクラブ/Love Is A Battlefield 05. カブトムシにマヨネーズ/The Art 06. J-POPが嫌いな友達/Monad 07. さっき初めて会った人の結婚式の祝辞/MC Battle 08. シャーデンフロイデ・ダイエット/Schadenfreude 09. 東京/Tokyo 10. 名前に夏が入ってる女の子へ/Endless Summer 11. ヴェルトシュメルツ/Weltschmerz