ラッパーSorarinoとtempleATSの鬼才ONTODA/戸田真樹による新しい幕開けを予感させるEPが完成した。
「希代の数奇物、伏龍ソラリノと鬼才オントダのピカレスクスペースオペラ開幕!!」 これは回帰でも輪廻でもない。長い時間をかけた価値観のすり合わせという名の居酒屋巡りや銭湯通い、レコード掘りやリサイクルショップディグ、時には頭が綿あめみたいなおじちゃんに絡まれたりをライフワークのように繰り返す最中、ONTODAの自宅で未リリースであった本作品収録の曲番8.untitleを聴いた瞬間、このトラックを大切なものにしたいと決心し作られた楽曲「EndingThema」を基に、一癖も二癖もある面々を集め、長らく都内を中心にライブ活動しているラッパーSorarinoとtempleATSの鬼才ONTODA/戸田真樹による新しい幕開けを予感させるEPが完成した。 録音&ミキシングはなのるなもない「アカシャの唇」でプロデューサーを務めたg 0(templeATS)、マスタリングエンジニアはONTODAも立ち上げに関わっていた実験的音楽空間の極北forestlimitの店主ナパーム片岡、CD全体のデザインはDJ/VJとして活動しSorarinoとONTODAの10年来の友人であるデザイナーTakaraOhashiが手掛けている。 またボーナストラックとしてトラックNo.5〜8に声との兼ね合いから音を削るミキシング前の原曲をSorarinoの強い希望でリマスタリングして収録している。かねてより親交のある仲間たちに支えられたタイムレスで時代錯誤な永久不変の逸品が遂に日の目を見る。 Sorarinoは語る。 「私達に必要なのは小手先のテクニックでは無い。人という形をした剥き出しのテクノロジーだ」
※本作品は自主制作のため、在庫がなくなり次第、売り切れとなります。
■PROFILE Sorarino 自分の想像を超える事を何よりも尊ぶ「超現実」主義者。多面性を持つ価値観を感じさせるメルヘンチックでノスタルジック、メランコリーでドリーミーなプラレタリアユーモアを用い、時に無機質に、有機的に、そして感情的に連想ゲームのような道程の物語を紡ぎ、明後日の方向へ着地するシャイでタフなイカれたヒートガイ。 千葉県出身。2002年より千葉のアンダーグラウンドシーンで活動を始め、その後東京に活動の場を移し、個人でのライブ、DJと並行しHUS(HumanUnderSprit)として都内を中心に活動するバンド「ごのせん」のMCであるZION-K、西東京の快男児チャックと3MCグループとしても活動している。 これまでにGeskia!「President IDM」、なのるなもない「アカシャの唇」、Nelhate「TEN ELEVEN」などに参加。 現在、ONTODAとの2nd EP、1st LPを制作中。 ONTODA 1980年生まれ。現在東京を拠点に活動。都内の画廊で個展を開き、Central East Tokyo、Tokyo Wonder Site、Magical ARTROOMでの展覧会にも参加。TEMPLE ATS / 20TN!のメンバーでもある戸田は作家として「降神」や「志人」等のジャケットにアートワークを提供し、T.CONTSUその他多くの名義で楽曲提供やDJ活動を行う。 2016年にはMasaki Toda 名義で「室内SOUND」をTempleATS recordsより発表。 各方面からアンビエントミュージックアルバムの傑作であり、真骨頂であるという評価を受け、芸術家として、そして音楽家としても国内外問わず様々なクリエーターに影響を与え続けている。デンシノオト氏によるelekingでの「室内SOUND」disc review1.Lo-Ra 2.超市民S 3.ソラリノ的ココロ 4.EndingThema 5.Meet 6.Tronto Holiday 7.Edge Point 8.untitled all lyrics by Sorarino all tracks by MasakiToda(templeATS) rec & mix by g 0(templeATS) mastering by ナパーム片岡(forestlimit) artwork by MasakiToda design by TakaraOhashi