ステアフィールとトレース性を向上、揺れを収束しスッキリした乗り心地を実現。
■商品情報
■メーカー maniacsオリジナル MCB本体は株式会社アイシン製
■適合車種 VW Touran (5T) All model
■商品構成 商品構成:前後1台分セット (MCB本体:2本、装着用ブラケット、カラー、ボルト類:一式)
■特記事項 ・VW T-Roc用MCBセットは、 T-Roc R および T-Rocの専用品です。他車種への流用は原則としてできません。 ・本品は装着後に100%の性能を発揮するまで、1000km程度の慣らしが必要です。慣らし期間中は、一般走行、高速走行、スポーツ走行を含めて通常通り走っていただだいて問題ありません。慣らしの初期には乗り心地が硬く感じる場合がありますが、慣らしが進むに従って、滑らかさとしっかり感の調和したMCBならではの乗り味になります。 ・MCB(モーションコントロールビーム)は、株式会社アイシンの登録商標です。
■商品説明 株式会社アイシン(走行安全技術部シャシーグループ)が、シャシー歪に関する豊富な知見に基づいて、全く新しい発想から開発したモーションコントロールビーム。ステアフィールから不要なノイズ成分を取り除いて雑味のないスッキリとしたインフォメーションをもたらします。操舵のアンダーシュート/オーバーシュートを低減することでより自然な操舵感が得られ、ライントレース性を向上します。 MCBの内部構造はアイシン独自のもので、フリクションダンパーがボディ歪の振動エネルギーを吸収して反動を抑え、ディスクスプリングが歪を中立状態に戻すのを助けることで素早く収束させます。フリクションダンパーは僅か0.03mm/sec以下の伸縮ストローク速度から最大値の95%のダンピングを発揮し、ごく普通の走行、ごく普通の運転操作においても十分に効果を体感できます。 ボディ歪の振動成分を取り除くことで、サスペンションブッシュ類の無用な伸縮が抑えられ、走行中にアライメントが揺動せずにサスペンションアーム類が本来の設計意図どおりに動きます。走行に伴うボディの自然な変形は無理に抑え込まず、適度に逃がしながらダンピングするため、突っ張るような不自然な固さがなく、車両本来のしなやかな乗り味をさらに上質なものにします。
■メーカー取り寄せ品の為、在庫有りの場合でも在庫がない場合もございます。お急ぎの場合は事前に在庫確認をお願い致します。
■ご注文後のお客様都合によるキャンセルは不可となります。
■当商品は自動車関連法人様(自動車販売店・ディーラー・チューニングショップ・自動車整備工場等)のみのお届けとなります。
■お届け先に必ず会社名・店舗名、固定電話の番号をご入力ください。個人宅及び、その他法人様へのお届けの場合はキャンセルとさせて頂きます。
■代金引換払いはご利用いただけません。代引きでご注文頂いた場合は、キャンセルとさせて頂きますのでご了承ください。
■適合違いによる返品交換は不可となります。
■ご注文後及び装着後の返品、商品変更、クレーム等に関してはお受け出来ません事をご容赦ください。
■掲載画像はイメージ画像です。車種により形状等異なり、実際の商品とは違う場合が御座いますので予めご了承ください。
■北海道・沖縄・離島へのお届けの場合は別途送料を頂戴いたします。ご注文後に金額を変更させて頂きますので予めご了承ください。 MCB Tuned by maniacs 数あるボディ補強パーツの中でも、MCBは3つの際立った特徴があります。 1、単純にボディが変形しないようにガチッと固めるのではなく、ボディの変形を適度に逃がしながら、変形エネルギーを吸収してダンピングすること。 2、MCBのフリクションダンパーはボディ変形の速さに依存せず、乗り心地領域の速い振動だけでなく、ハンドリング領域のジワッと変形するストロークに対しても十分なダンピングが得られること。 3、ダンピングによるエネルギー吸収に加えて、内部にバネ特性を持っておりMCB自体が積極的にボディの変形を中立状態に復元する力を発揮すること。 MCBはそれらの優れた特性により、車両の挙動を安定させ、ステアフィールからも不要なノイズ成分を取り除いて雑味のないスッキリとしたインフォメーションをもたらします(ノイズは「音」の意味ではなく「主情報を阻害する余計な情報」のこと)。操舵のアンダーシュート/オーバーシュートを低減することでより自然な操舵感が得られ、ライントレース性を向上します。 このグラフは、この種の製品にありがちな「イメージ図」ではなく、北海道十勝にあるアイシン精機の豊頃試験場テストコースで実際に試験車両(データは国産車)を走らせて、加速度計、角速度計の実測値をデータロガーで記録したグラフです。アイシン精機走行安全技術部のシャシーグループが測定しました。縦軸・横軸にちゃんと単位と値が書かれているのが実測の証です。 この「片輪突起乗り越し走行テスト」の走行速度は100km/hで、グラフを見ると突起に乗り上げた0.05秒~0.2秒後のロール角速度のオーバーシュートが無くなり、ピーク値は38%低減しています。0.3秒~0.45秒後のアンダーシュート(揺り戻しの角速度)も抑制されています。横Gは0.2秒~0.4秒後付近の鋭いピークが抑えられて概ね1~2m/s2(≒0.1~0.2G)の範囲に収まり「あばれ」の幅は40%減少しています。 「走行安定性」あるいは「操縦安定性」の向上は、体感的にも一乗瞭然に感じ取れますが、その効果は単に「効いた感じ」だけでなく、データ上にもちゃんと表れているのです。 ハンドリング比較の図解は、レーンチェンジの走行テストです。120km/hで走行中に0.7秒以内でレーンチェンジを完了する、いわゆる「急ハンドル」でテストを行っています(テストは国産車)。このレーンチェンジの際の横Gは実測で6.5m/s2(≒0.65G)に達する激しいものですが、そのときのMCBの伸縮ストローク速度は実測で僅かに0.07mm/sです。つまり、ハンドル操作によるボディの変形は、想像以上に極めてゆっくりなのです。 乗り心地比較の図解は、路面の凹凸でボディがガタン、ブルブル、ビリビリと振動する際のMCBの動きを実測したテストです。路面の凸凹によるMCBの伸縮ストローク速度は、レーンチェンジのそれよりもおよそ2桁も速く、実測の結果は2.5~20mm/sの領域でした。ドライバー、パッセンジャーが乗り心地の一要素として感じているボディの変形は、比較的素早い往復振動の変形なのです。 この2つの走行テストから分かることは、ハンドリングに影響する0.07mm/s以下のダンピングと、乗り心地に影響するの2.5mm/s以上のダンピングは全く別の事柄であり、ボディの変形と言っても「ハンドリング」や「コーナリング」と、「乗り心地」や「乗り味」は、単純にひと括りに語れないということです。 MCBの内部構造はアイシン精機独自のものです。上記0.07mm/sの遅いストロークに対するダンピングはオイルダンパーでは実現の難しい領域ですが、MCBはオイルの粘性に依らないドライメカニズムなので、理論上0mm/s(ストローク速度=0)から全域でダンピングを発揮できます。レーンチェンジやコーナリングでボディがジワッとゆっくり歪む際、MCB内部のフリクションダンパーはしっかり歪エネルギーを吸収してダンピングし、無用なオーバーシュートと反動を抑えます。 MCBのフリクションダンパーの性能を実測すると、ストローク速度0.03mm/s以下、振動周波数にして僅か0.1Hz以下の領域から最大値の95%以上のダンピングを発揮しています。そして、その約1000倍のストローク速度25mm/s、振動周波数にして100Hz以上の領域まで一定の減衰力を発揮することができるのです。この超ワイドレンジかつフラットなダンピング特性によって初めて、ハンドリング~乗り心地までをカバーする全域を改善でき、高速走行やスポーツ走行だけでなく日常の走行でもドライブフィールが向上するのです。