背丈の高いクジャクアスター
写真は見本品です。 24年10月8日に入荷・撮影しました(2枚目)。その他の写真はそれぞれの季節のものです。状態は季節によって変化いたします。2410a 開花後は切り戻してお送りする場合がございます。 冬場は地上部がない状態でのお届けとなります。 このシリーズは高性種で普通に花壇で栽培すると1m位になります。 切花にも最適です。宿根アスター
分類
キク科アスター(シオン)属学名
Aster cv.原産
北半球の各地別名
シロクジャク、クジャクソウ、クジャクアスター、ミケルマスデージー開花
8月〜10月草丈
20cm〜150cm用途
花壇、鉢植え、切花等 宿根アスターは北半球の広い地域に自生している様々な品種を園芸的に改良したもので、どれも暑さ寒さに強く育てやすい植物です。 アスターとはいってもアスター(エゾギク)と呼ばれる一年草のもの(キク科エゾギク属)とは全く異なるグループです。 宿根アスターの仲間には、平安時代から親しまれているシオン、明治時代に導入されたユウゼンギク、ユウゼンギクに似たミケルマスデージー、切花に利用されるクジャクソウ(クジャクアスター)などがあります。 花色も豊富で、紫、藤、赤、桃、白などがあり、草丈は品種により30cm〜1mくらいまであります。 □世界に約500種類、北米では約250種類以上分布しているといわれています。 日本の「シオン」、欧州で品種改良された「ユウゼンギク」も同じ仲間になります。おもに、シロクジャクを中心に、ユウゼンギクを交配して作られた総称を「宿根アスター」と呼んでいます。■栽培方法 日当たり、水はけ、風通しの良い場所を好みます。 肥料は植え付け前に堆肥を混ぜ、生育中に化成肥料を2か月に1度与える程度でよいでしょう。 冬の間は地上部は枯れ、春に新芽が出ます。秋に1回咲く1季咲き性のものと、夏と秋に咲く2季咲き性のものがあり、年によって1季咲き性になったり、2季咲き性になったりするものもあります。 開花中は日当たりで管理し、水は土の表面が乾いたらたっぷり与えます。乾燥の激しい場合は植替えすると花持ちもよくなります。 開花後は切り込みを行い、植替えをします。用土を半分以上落として新しい用土を加え、肥料を与えておきます。 また地植えの場合、大きな株になるので、2年に1度は、株分けをかねて植え替えをしましょう。 また、病害虫は、風通しが悪いとウドンコ病が出ることがありますので、ベンレートやサプロールなどの殺菌剤を定期的にまくと予防できます。 宿根アスターは同じ用土で植えていると極端に生育が悪くなる連作障害を起こしやすい植物です。 鉢植えのものは新しい用土で植替えをします。 多湿を嫌いますので水捌けのよい用土を使用します。 年に2回行うのが理想的です。秋の場合は花後の9月下旬から10月上旬が適期です。 また春には5〜6月に行い、植替えと同時に伸びた芽の切り戻しをすると背丈を低くして咲かせることが出来ます。 庭植えのものはそのままにしておくと翌年から開花期には下葉が枯れあがりやすいので、株分けを行い、初夏までに長く伸びたものは刈り込みを行い別の場所に移植などすると開花期も葉が美しい状態になります。