オーディオテクニカの鉄芯型MCカートリッジのハイエンドモデル
AUDIO-TECHNICA オーディオテクニカ AT-ART9XI デュアルムービングコイル ステレオカートリッジ鉄芯型MCカートリッジのハイエンドモデル。AT-ART9XI はボロンカンチレバーに特殊ラインコンタクト針を搭載した、オーディオテクニカの鉄芯型MCカートリッジのハイエンドモデルです。製品型番のARTとはAudio-Technica Reference Transducerの略称で、当社のカートリッジの中でも特別なモデルにのみ使用されています。磁気回路は本機種のために専用に設計され、出力電圧は0.5mV(1kHz, 5cm/sec)とMCカートリッジとして扱いやすく、MCカートリッジらしく繊細な表現を得意としながらも、ダイナミックに音楽を鳴らします。カートリッジの取り付け穴がネジ切り仕様になっており、インテグレイテッド型のトーンアームへの取り付けも容易となりました。デュアルムービングコイル方式高セパレーション、ワイドレスポンスのデュアルムービングコイル逆V字型に配置されたデュアルムービングコイル方式により、高セパレーション・ワイドレスポンスを獲得し、明確な音像定位を実現。歪みを最小限に抑制します。・磁気エネルギーを飛躍的に高めたネオジウムマグネットとパーメンジュールヨーク 専用設計された磁気回路により、発電コイルが配置される磁気ギャップのエネルギーを最適化。0.5mVの出力電圧とダイナミックな音楽再生を実現します。・コイルにPCOCCを採用し高忠実度伝送 PCOCCは伝送方向に結晶粒界を生じないため、よりピュアな伝送を可能にします。針先(スタイラスチップ)形状特殊ラインコンタクト針とφ0.28mmソリッドボロンカンチレバー・音楽信号を忠実に読み取る無垢特殊ラインコンタクト針と、応答特性に優れたボロンカンチレバーを採用。無垢特殊ラインコンタクト針・安定した再生の基礎となるアルミニウム削り出しベース 磁気回路や振動系を支持するベース部品にアルミニウム削り出しベースを採用。安定した再生をサポートします。・不要な寄生共振を抑えるハイブリッドボディ アルミニウムハウジングに高剛性樹脂を組み合わせ、不要な寄生共振を抑制。高音質化を図っています。・インテグレイテッドタイプのアームへの取り付けも容易な、カートリッジ側ネジ切り仕様 カートリッジ本体にビス穴を設け、ヘッドシェルまたはシェル一体型トーンアームを2本のビスだけで取り付け可能(ナット不要)。振動と音楽の間で奮闘するカートリッジ。タイプ別の魅力を解説。PCOCC:Pure Copper by Ohno Continuous Casting process(単結晶状高純度無酸素銅)型式:MC型再生周波数範囲:20-50,000Hz出力電圧:0.5mV(1kHz、5cm/sec.)チャンネルセパレーション:30dB(1kHz)出力バランス:0.5dB(1kHz)針圧:1.6-2.0g(1.8g標準)コイルインピーダンス:12Ω(1kHz)直流抵抗:12Ω推奨負荷抵抗:100Ω以上(ヘッドアンプ接続時)コイルインダクタンス:25μH(1kHz)スタチックコンプライアンス:25×10-6cm/dyneダイナミックコンプライアンス:15×10-6cm/dyne(100Hz)スタイラス:無垢特殊ラインコンタクト針先端曲率半径:1.5×0.28milカンチレバー:φ0.28mmソリッドボロン垂直トラッキング角:20°外形寸法:H17.3×W16.8×D25.0mmカートリッジ取付ネジ径:M2.6×2質量:8.5g付属品非磁性体ドライバー×1、ワッシャー×2、プロテクター×1、ブラシ×1、カートリッジ取り付けビス(M2.6) 12.0/10.0/8.0/5.0mm 各×2(改良などのため予告なく変更することがあります。)