北欧と和の融合本物だけが持つ気品
本物だけが持つ気品陶芸家・加藤達美氏デザインのムーンライトシリーズのカップ&ソーサー。ムーンライトは「月光」の落ち着いた爽やかさを青白磁の透明感で表現した加藤氏の代表作です。加藤氏はデンマーク国立美術工芸学校で学び、その後、フインランドの「アラビア製陶所」に入所。工芸デザイナー「カイ・フランク」氏に師事し、デザインを行っていました。1960年代にデザインされた「月光」シリーズは、時を経た現在も本物だけが持つ気品にあふれています。妥協のない造形美すそに向かってほんのり広がるフォルム、持ちやすく計算されたハンドル、真っ白とも異なる青白磁の独特な色合い。まさに「用の美」と呼ぶのにふさわしいデザイン。和にも洋にも馴染み、おおらかさがありながら細部にまでこだわりを感じられる上質で美しいテーブルウエアシリーズです。大切な方をおもてなしするシーンや引き出物としても選んでいただきたい逸品です。真横からのフォルム。宙に浮かんでいるかのような陰影を作り出します。ソーサーにはリムのように縁どられた繊細なラインが浮かび上がっています。size / material カップアンドソーサー カップ:11.5×9×6cm ソーサー:Φ15×2cm 200ml ハイ カップアンドソーサー カップ:8.5×6.5×9cm ソーサー:Φ13.5×1.5cm 160mldesigner 加藤達美1929年岐阜県土岐郡多治見町で、著名の陶芸家の加藤土師萌(1961年人間国宝認定)の長男として誕生。1952年東京美術大学(現、東京芸大)卒業後、デンマークの国立美術工芸学校に留学。留学中にフインランドの工芸デザイナー「カイ・フランク」に出会い、「アラビア製陶所」に入所。帰国後の1959年 財団法人「クラフト・センター・ジャパン(CCJ)」設立に参画。1959〜1998年武蔵野美術大学教授。2003年没。