正式復刻品|新色オーク追加|世界遺産"TALIESIN"の一部として設計されたテーブル照明
名作照明シリーズ、「タリアセン」に、堅牢で美しい木目が特徴のオークを追加しました。オークは切り出し方(板目と柾目)によって木目が大きく異なり、様々に現れる文様の美しさから高級家具にも多く採用されます。中でも稀に現れる「斑(ふ)」模様の入ったものはコレクターにも愛好されています。さらに経年により変化する趣深い褐色は、育てるアンティークとしての喜びも与えてくれます。環境に配慮し、無駄なく切り出された木材は光源を覆うボックスの各面毎に異なる木目を生み出し、自然素材特有の豊かな表情を楽しめます。TALIESIN 4(タリアセン 4)は世界的な建築家、フランク・ロイド・ライトが、自身の理想が結集された夏の家の一部として設計したフロア照明を、フランク・ロイド・ライト財団の承認をもとに、小ぶりなテーブルランプにアレンジしたモデル。ガラスやシェードを用いず心地よい間接光を生み出す設計は通底しており、ランプを覆うブロックは光源を上下方向の光に変換し、遮光板に反射させることで間接光の心地よい明るさが生み出します。原型のタリアセン2が、ある程度広い空間に適していたのに対し、タリアセン4はデスクや、ダイニングテーブルにも調和するサイズ感となり、インテリアのアイコンとしてより気軽に取り入れやすくなっています。YAMAGIWAはフランク・ロイド・ライトが設計した照明器具の正規な復刻メーカーです。米国のフランク・ロイド・ライト財団の全面的な協力のもと、YAMAGIWAが現存する図面、現地調査、厳正な試作検査を経て、ライトの作品を現代に甦らせました。シンプルな構造の中には、一見気づかない建築家の精緻な意図が通底しており、正規復刻までには数多くの困難が伴いました。
●ランプ:E12 小丸電球Tタイプクリア 10W×3
●サイズ:高・512 巾・□210mm 質量・2.4kg
●材質・仕上:ホワイトオーク塗装仕上
●デザイナー:Frank Lloyd Wright中間スイッチ付
※天然素材を使用しているため、木目や色に個体差があります・商品画像はイメージです。デバイスにより色味・質感が実物と異なる場合があります。・天然素材のため、木目・節・風合い・色合いには個体差があります。・ご注文後のキャンセルや仕様変更、イメージ違いのよる商品到着後の返品は承っておりません。
※品切れの場合、お届けに5〜5.5ヶ月程度かかる場合がございます。予めご了承下さい。TALIESIN 4(タリアセン 4)は、フランク・ロイド・ライトの建築をコンパクトなボディに凝縮したテーブルスタンドです。ライトは自邸であるタリアセンの敷地内にあった体育館、ヒルサイド・ホーム・スクール(1902)を1933年に劇場に改装した際、高い天井から四角い箱と合板の遮光板で構成したペンダント照明を設計しました。ガラスやシェードを使わず、やわらかな間接光を生みだしたこのペンダントをライトは気に入り、1952年に焼失した劇場を再建する際にも、同じデザインコンセプトのフロア照明、タリアセン2を開発しました。タリアセン4は、YAMAGIWAがフランク・ロイド・ライト財団の承認をもとに、このフロアスタンドをテーブルランプにリデザインしたもの。日本の住宅環境を考慮し、同シリーズのテーブルスタンド、TALIESIN3よりもさらにコンパクトになりました。TALIESIN (1911) ーライトの理想が結集された総合建築ータリアセンと称されるウィスコンシン州スプリンググリーンの敷地内のライトの自邸、設計事務所、教育施設やその他の建物は周囲のコミュニティーの生活に寄与するものでした。プロジェクトの起源は、母親の夏の家を建造することにあり、自然環境を破壊しないような設計がなされました。2019年には落水荘やグッゲンハイム美術館とともに世界遺産に登録されています。幾重にも重なる光と影のヴェールを生み出す間接照明タリアセン4は台座から伸びる支柱と複数のランプから構成されています。それぞれの光源を覆うセードは、光を上下方向へと向け、セードの間にある遮光板に反射させることで、心地よい明るさの間接光を演出しています。遮光板は、ブロックの上下どちらにも設置が可能です。下側に設置した場合、アッパーライトとして、より上方向へ光が放射されます。フランク・ロイド・ライト財団が認定した正統な復刻シリーズ世界的な建築家、フランク・ロイド・ライトが設計した照明器具の正確な復刻シリーズです。米国のフランク・ロイド・ライト財団の全面的な協力のもと、YAMAGIWAが現存する図面、現地調査、厳正な試作検査を経て、ライトの作品を現代に甦らせました。 YAMAGIWAがご紹介するフランク・ロイド・ライトの照明器具の全てには、シリアルナンバーが刻印された真鍮プレートが付いており、これはフランク・ロイド・ライト財団が認める正規商品であることの証です。タリアセンの支柱にみられる四角い色のついた意匠には、ライトのお気に入りの色、チェロキーレッドがほどこされています。四角い赤はライトのマークでもあり、事務所の図面の承認印としても使われました。フランク・ロイド・ライト財団フランク・ロイド・ライト財団は、ライトの優れた装飾的デザインの復刻・ライセンス生産計画を1985年に始動し、家具、テーブルウェア、テキスタイル、オブジェなどを厳選した一流企業と提携しました。照明器具の分野においては、建築家や職人との協働に豊富な経験と実績、さらに高品質な器具が高く評価され、1992年にYAMAGIWAが正式に復刻のライセンスを取得し、1994年にタリアセンなど今日ライトの代表作とされるシリーズを発表しました。Frank Lloyd Wright (1867〜1959)フランク・ロイド・ライトはル・コルビュジェ、ミース・ファン・デル・ローエと共に20世紀を代表する3大巨匠建築家のひとりです。ライトは生涯1100以上の設計をてがけ、およそ400件が実現しました。公共建築、高層建築、美術館、遊技施設、宗教建築、高級住宅から一般住宅にいたる多岐にわたる建築だけではなく、家具や照明、テキスタイル、アートガラス、テーブルウェアもデザインしました。日本においても旧帝国ホテル、自由学園明日館などの作品で、我が国の近代建築の発展、西洋建築の普及に大いに貢献した建築家として知られています。2019年には、アメリカの建築分野で初めて、8つの作品群が世界遺産に登録されました。