■唯一無二のツール その登場以来、洗練と機能拡張を続けてきた Melodyne は数々の賞に輝く製品へと成長し、多数のミュージシャンとプロデューサーが愛用する制作に欠かせないソフトウェアとなりました。 The Who のギタリスト Pete Townshend は「奇跡」、Ultravox のシンガー Midge Ure は「まるで黒魔術」とそれぞれこのソフトウェアを高く評価し、Depeche Mode のプロデューサー Gareth Jones やマルチメディアの預言者 Peter Gabriel も愛用。ジャズ・シーンの第一人者 Herbie Hancock は、ミュージシャンに「必須」のソフトウェアとコメントしています。 Melodyne の強みと特徴は、デジタル録音を音楽として理解する能力と、音楽に含まれる各音を認識して表示する能力にあります。Melodyne はミュージシャンと言葉を共有。テクニカルな情報ではなく、編集すべき音楽的な要素を提示します。Melodyne を使用すれば、作曲家のようにレコーディング素材に含まれる音を取り出してアレンジ、変更、新しい何かを作成したり、パフォーマーのように作品に活気、表現力、情緒といった深みを加えたり、指揮者のようにテンポ、ダイナミクス、構成を変更することができるようになります。
■音単位でのオーディオ編集 Melodyne なら、録音やサンプル、音のひとつひとつに含まれる音楽的ディテールのすべてにアクセスできます。 これは、録音やサンプルを精査し、そこに含まれる音の音楽上の関係性(各音とその特徴、スケール、キー、コード、タイミング、テンポ、音色)を識別して理解するという、洗練された分析によるものです。Melodyne では、これらすべてを直感的に編集できます。ボーカルだけでなく、ピアノやギターといったポリフォニック楽器を含む、あらゆる種類の楽器やインストゥルメントを扱えるのです。* *後述する "革新のテクノロジー" の項をご参照ください。
■ノートとツール Melodyne では、音は "ブロブ" で示されます。 Melodyne のパワフルなツールを使用してブロブを操作することで、各音のピッチ、ビブラート、ボリューム、歯擦音、長さ、タイミング、フォルマント集、その他さまざまな編集が行えます。こうすることで、音楽的でありながら直感的な方法で、演奏やパフォーマンスのイントネーション、フレーズ、ダイナミクス、音色を強化できます。優れたアルゴリズムによって、編集後に聴きやすさ、表現の豊かさ、自然さが失われるようなことはほとんどありません。
■Melodyne 5 Studio の特徴 波形でなく各音を操作 Melodyne では、録音素材やサンプルに含まれる音をビジュアルで確認し、自由に操作、変更が行えます。ピアノやギターなどの多声楽器であっても同じです。 ツールとマクロ イントネーション、メロディ、ハーモニーだでなく、リズムやグルーヴ、ダイナミクス、フォルマントなども編集できます。インテリジェントなマクロを使用することも、手動で精密に操作することも可能です。 マルチトラックノート編集 複数のトラックのノートをひとつのウィンドウ内に表示、編集できます。音楽をこれほどまでに分かりやすく表示し、操作できるのは Melodyne だけです。 音楽に重要な要素すべて Melodyne はまた、コード、キー、チューニング、テンポも識別します。また、このような重要な音楽要素に関する編集機能もノートの場合と同じく広範です。 革新的なサウンドデザイン 音に直接アクセスし、ユニークな手法で音色を変更できます。極めて音楽的なイコライザー、再合成、モーフィングを使用できます。 互換性とユーザーフレンドリー性 Melodyne は ARA 経由またはプラグインとしてDAW内で直接操作可能です。また、スタンドアロンでも使用できます。柔軟なインターフェイスにより、あらゆるシチュエーションのニーズに完璧に適応します。 *Melodyne Essential、Assistant、Editor、Studio は、それぞれ搭載されているツールと機能が異なり、編集機能にも違いがあります。
■Melodyne が優れている理由 Melodyne の優れたサウンド・クオリティとシンプルな操作性の秘密は何でしょう? 最も重要なのはテクノロジーではありません。 カギとなるのは、音楽への理解。 Melodyne は、音と、音同士の関係性を認識します。Melodyne のアルゴリズムがこれほどまで音楽的に処理を行うことができるのは、この知識の賜なのです。Melodyne は、秀逸のサウンド、音楽的な関係性を理解できない他のソフトウェアでは実現できないさまざまな利点を、ミュージシャンやプロデューサーに提供します。
■革新のテクノロジー DNA : Direct Note Access ポリフォニックなオーディオ素材に含まれる各音を編集 DNA は、ポリフォニック・オーディオ素材に含まれる各音を検出し編集することを可能にした、初のテクノロジーです。この技術により、不可能が可能となりました。Melodyne が提供してきた、モノフォニック素材に含まれる音のピッチ、タイミング、デュレーションといった要素にアクセスする独自の機能が拡大。DNA により、和音を構成する音も処理できるようになりました。 Melodyne と同じように、DNA の登場は、オーディオ操作の常識を大きく変化させることとなるでしょう。すでにデジタル画像処理の分野では、細かな部分の修正にとどまらず、全く新しいリアリティを生み出す画像処理を実現するソフトウェアが登場していました。DNA により、Melodyne ユーザーは、オーディオ分野においても同様の自由な操作を行うことができます。DNA を搭載したMelodyne なら、これまで想像もできなかった方法で、繊細な補正からまったく新しい作品の作成まで、さまざまにオーディオ素材を加工することができます。 *DNA は、Melodyne Studio および Editor で利用可能です。 ARA : Audio Random Access 先駆的なオーディオ・プラグイン・インターフェイス用エクステンション オーディオ・ソフトウェアのサウンドは当然ながら最も重要であり、Celemony でも最優先項目です。しかし、ユーザー・フレンドリーであること、効率に優れたワークフローも、ソフトウェアで得られる結果のクオリティに貢献していることも事実です。すべてがスムーズに進めば、ユーザーは音楽だけに集中できます。ARA は、この目的で Celemony が PreSonus と共同開発した、既存のプラグイン・インターフェイス用の先駆的なエクステンションです。 ARA は、DAWとプラグイン間でのオーディオ・ファイル、テンポ、ピッチ、リズムといった情報交換を可能にし、よりタイトな統合を実現する技術です。プラグインのDAWとの連携が高まり、よりスムーズで効率に優れた動作が可能となります。DAWは、プラグインとの統合を深め、まるでDAWの一部となったかのようによりターゲットを絞ったプラグインの活用が可能となります。 ARA は既存のプラグイン・インターフェイスとの競合を目的にデザインされたものではなく、DAWとプラグインの両方がサポートするべきオプションのエクステンションとして機能するよう設計されています。ARA は、ユーザーによる別途インストールやセットアップを必要としません。 ARA は、すべてのエディションの Melodyne 5 に対応しており、今後も継続的に開発が続けられます。たとえば最新バージョンの Melodyne 5 Studio では、複数のトラックの同時編集の可能性が広がり、DAWでのコンピングがさらに簡単になりました。ARA は現在、Apple Logic Pro X、Steinberg Cubase、Steinberg Nuendo、PreSonus Studio One、Bandlab Cakewalk、Magix Samplitude Pro、Cockos Reaper、Acoustica Mixcraft、Tracktion Waveform に対応しています。ARA を活用するその他のプラグインには、Synchro Arts Vocalign があります。
※対応するホストアプリケーションについては輸入代理:株式会社フックアップのサイトをご覧ください。
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