継承してきた伝統や技術への敬意を表し、新たにリリースされたスパークリングワイン。透き通った柑橘系のアロマが広がり、キレのある酸味でフィネスが引き立つ1本。
商品の紹介 こちらのクレマン・ド・ブルゴーニュは、丘の上に植えられ太陽光をたっぷりと浴びて育てられたブドウを使用した1本。シャルドネを80%、アリゴテ20%をブレンドしており、柑橘系のアロマと味わいが魅力です。熟成には新樽10%、1年使用した古樽を90%使用。樽熟成後、瓶内熟成を36ヵ月間実施しており、ドザージュ(補糖)は4g/Lで仕立てられます。こうして造られたワインは、活き活きとした柑橘系のアロマと、くっきりとした輪郭のあるテクスチャー、キレのある酸味がフィネスある後味を演出します。エノテカが誇るクレマン・ド・ブルゴーニュの造り手が新たにリリースする1本をぜひお試し下さい。 生産者について クレマン・ド・ブルゴーニュ発展の立役者 パリゴ&リシャールは、1907年にエミール・パリゴ氏がサヴィニー・レ・ボーヌに設立した老舗ドメー ヌ。ブルゴーニュ産の良質なブドウから発泡性ワイン(ブルゴーニュ・ムスー)を自社元詰めで造ったことから始まりました。創業後まもなくして愛娘ルイーズ氏と彼女の夫であるガストン・リチャード氏が事業に参加。1920年にはジャロン通りにワイナリーを設立しました。 現在の社名であるパリゴ&リシャールとなったのは、1952年にエミール氏の孫であるベルナルド氏とギュイ氏が加わった頃。エミール氏が亡くなった後も、二人は意思を引き継ぎブルゴーニュ・ムスーの発展に尽力しました。その甲斐もあって、1975年に伝統製法で造られるブルゴーニュ産のスパークリングワインは、クレマン・ド・ブルゴーニュとしてアペラシオンに認定。ベルナルド氏の孫である5代目当主グレゴ リー氏となった今も、パリゴ&リシャールは長年培われた伝統を守りながら、クレマン・ド・ブルゴーニュを生産し続けています。 彼らの仕事ぶりは職人技とも言うべきほどに丁寧。ブドウは手作業で収穫後、摘み取ったブドウを果実の重みで潰れてしまわないように底の浅いパレットに小分けにして運びます。異なる区画から収穫したブドウは別々に醸造。クレマン・ド・ブルゴーニュで定められている9ヵ月の規定を大きく上回る、18~30ヵ月の瓶内熟成を経てリリース。さらに驚くべきことに、ルミアージュ(動瓶)を未だに職人の手によって行 っています。最近では職人も減り、シャンパーニュであっても最高級のものでないと人の手によって行われていません。同価格のスパークリングワインとは別格の手間を掛けて造られる高品質のクレマン・ド・ブルゴ ーニュなのです。 生産地について 世界的に有名な高級ワイン産地 フランス銘醸地として名高いブルゴーニュですが、フランス北東部にあり、最北端は辛口白ワインの代名詞シャブリ地区、そして特級ワインをはじめワインラヴァー垂涎のワインを生み出す、黄金の丘と呼ばれるコート・ドール、南はボージョレー地区に至る北緯46度から48度の間に位置します。ボージョレー地区以外の赤ワインは主にピノ・ノワール、白ワインはシャルドネの単一ブドウ品種から造られ、厳しい法律(原産地統制名称)によって細分化された産地や畑、造り手の個性を感じる味わいを堪能することが醍醐味となっています。 LA SENTINELLE CREMANT DE BOURGOGNE EXTRA BRUT / PARIGOT&RICHARD
※ 画像はイメージの為、実際の商品と若干異なる場合がございます。