【クロー・ド・ネル】【ナチュラルワイン】【自然派】
Information 品名 アンジュ ルージュ キュヴェ ヴィオレット クロー ド ネル ワイン名(原語) Anjou Rouge Cuvee Violette CLAU de NELL タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ロワール 品種 カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン 商品説明 ルフレーヴがロワールで運営するドメーヌ ルフレーヴの故アンヌ・クロードが惚れ込み、そのグループに加わったドメーヌ。カベルネ・フラン(樹齢45年以上)とカベルネ・ソーヴィニヨン(樹齢70年以上)をアッサンブラージュした特別キュヴェ。ヴィオレットの名前が表すように、エッジは紫を帯び、トップノーズにもスミレが感じられます。続いて、完熟したラズベリーやブラックベリー。緻密でタイトな構成のボディとストラクチャーをもつ一方、喉越しはしなやかなワインです。 2018Vt-ワインアドヴォケイト 96点 2017Vt-ワインアドヴォケイト 92+点 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 クロード・ネル CLAU de NELL ルフレーヴのアンヌ・クロードが認めたロワールの偉大なテロワール クロー・ド・ネルはもともと、2000年代の初めにブルゴーニュ出身のカップル、ネリーとクロードのピシャール夫妻がアンジューに起こしたドメーヌである。 土地のテロワールは申し分なく、ふたりの情熱も熱かったが、残念ながら経済的に恵まれなかった。 2006年はワインが廃棄となり、2007年はウドン粉病にかかって収穫はゼロ。 この窮状に手を差し伸べたのがピュリニー・モンラッシェの大御所、ドメーヌ・ルフレーヴのアンヌ・クロード・ルフレーヴである。 志しを同じくしながら知名度が低いため、販売面で苦戦する造り手を救済しようと「CLAC」というネゴスを立ち上げたアンヌ・クロード。 クロー・ド・ネルもその仲間の一員であったがついに経営破綻し、2008年5月、彼女がこのドメーヌを買い取ることになったのだ。 アンヌ・クロードによる取得後もクロード・ピシャールはドメーヌに雇われていたが、新しい道を見つけて旅立つことが決まり、2009年、クロー・ド・ネルの支配人としてシルヴァン・ポタンが着任した。 チリのクロ・ウヴェールというワイナリーでアシスタント・ワインメーカーをしていた人物である。 ドメーヌは当初、7haの1枚畑でスタートし、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン、グロローをビオディナミ農法で栽培。 さらに買収後、2.5haほどシュナン・ブランの畑が増やされている(1haは賃貸耕作で1haは2013年に植え付けたばかり)。 現在、リリースされているワインは次の3種類。 カベルネ・フラン100%のアンジューAC、カベルネ・フラン70%とカベルネ・ソーヴィニヨン30%をアッサンブラージュした「キュヴェ・ヴィオレット」(アンジューAC)、それに樹齢60〜90年という超古木のグロローから造られるヴァン・ド・ペイ・デュ・ヴァル・ド・ワールである。 醸造は完全除梗のうえ、ステンレスタンク、または木桶を用いてアルコール発酵。 もちろん自生酵母による自然発酵である。ピジャージュもルモンタージュも控えめに行い、むしろ果帽を果汁の中に優しく漬け込むことで抽出を得る。 その後、10〜14ヶ月の樽熟成。 新樽は使わず、ドメーヌ・ルフレーヴで4〜5年使われた古樽を用いている。